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最終更新日:2023年3月31日

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みよし市環境基本計画(案)のパブリックコメントの結果

意見募集案件

【案件名】「みよし市環境基本計画(案)」

【募集期間】平成22年12月15日(水曜日)から平成23年1月21日(金曜日)

意見募集の結果について

過日、みよし市環境基本計画(案)について、意見募集を行った結果、3名の方から13件の貴重なご意見をいただきました。ありがとうございました。

ここに、寄せられた意見について、みよし市の考え方を公表いたします。

寄せられた意見とみよし市の考え方

番号

意見の要旨

市の考え方

1 三好ヶ丘は大きな住宅地の割に、駅のあたりがさびれており、商業施設が少ないように感じます。駅は、玄関口なので、もう少しお金をかけて整備し、商業施設などを誘致してもいいのかなと思います。 ご指摘のとおり、市でも駅はみよし市の玄関口と捉えており、本計画においても黒笹駅・三好ヶ丘駅の環境配慮の視点として、花等による緑化や清掃活動による「市の玄関口としての環境づくり」を行っていくとしています。駅周辺における賑わいの創出や魅力の向上については、みよし市総合計画でも位置付けており、総合的に検討を進めてまいります。
2

三好ヶ丘駅から南に延びている道の東側は遊歩道が整備されていますが、西側はすごく狭く、バリアフリーではないうえに、街灯もありません。学生や会社員等が自転車で往来しているので、ベビーカーで、もう片方に子供を連れているととても歩くことができません。反射鏡もきかないくらい暗いので、懐中電灯を片手に振り回して、夕方は子供を迎えに行きます。

また、真上の電線にはカラスも数十羽とまっていて、田舎ならともかく、駅前では考えられないくらい怖いです。道を整備するのは難しいとしても、せめて街灯をつけていただきたいです。
p.59「(4)快適で人にやさしい都市空間の形成」内の環境施策として「■人にやさしい施設整備の推進」を掲げております。必要に応じて、新設する道路には歩道の設置や道路のバリアフリー化を推進してまいります。街灯には、防犯灯と道路照明灯の2種類があります。道路照明灯は、道路構造令に基づく道路照明施設設置基準により設置されております。各照明灯の設置は、それぞれ順次必要性の高い箇所から設置しております。
3 行政として自ら出来ることは、庁舎の照明、空調の節約、公用車の自粛など一般的に言われていますが、このような安易なマイナス思考の施策は止めて欲しいと考えます。庁舎は市民の憩いの場所としてより快適にし、自転車等でなく公用車をフルに活用して市内を素早く巡り、市民のため仕事をして欲しいと考えます。但し、時間内・外、公用・私用の区分は明確にしてください。 ご指摘のとおり、環境保全を行っていくことで行政サービスが低下するということはないように配慮します。しかし、環境を保全していくためには、日常で行うことできる行動についても、できる限り行っていくことが重要であり、そうした取組みについては市としても率先して行っていきたいと考えております。
4

環境保全事業を推進するには市民、事業者、学校、団体、町内会、隣組、家庭、住民といった様々な要素からの参加が必要です。多くの市民・事業者等の参加を求める為には、行政は最初に具体的な目標を掲げ、わかりやすい事業計画を作成し、多くの市民に参加を呼びかけてください。盛大なキックオフ大会やきめ細かい説明会等を実施し繰り返し広報普及を行います。

そして、事業を行うために必要な組織とルールを作り、市民に活動への参加とルールの遵守を求める事が必要です。学校、町内会、530推進協議会など現在ある組織を活用することも良いと考えます。

行政の役割は広報・啓蒙活動と市民、事業者等構成要素の活動の指導、支援と活動内容、成績、成果の表彰、広報を行う事と考えます。
環境保全活動を市全域へと広めていくためには環境教育や広報活動等が重要です。本計画においてもp.65~「4-3 みんなで環境を考え行動する 協働型都市づくり」において環境教育や広報活動について位置付けており、環境保全活動に対する普及・啓発を推進していくこととしております。
5

環境保全事業を進めていくためのルールを作り、違反に対する毅然とした指導と罰を課することも必要と考えます。このことにより活動に参加しない人を啓蒙し、活動を理解し参加を促す事が出来るのではないでしょうか。

市民活動の指導と支援を行い、信賞必罰、その活動と成績を表彰しこれらのことを広報する事が行政(市)の役割と考えます。実際の活動は市民や事業者などが行う体制を目指しては如何でしょうか。

現在、「循環型社会形成推進基本法」、「資源の有効な利用の促進に関する法律(改正リサイクル法)」といった様々な法令により環境保全に関する内容が定められており、そうした法令に基づいて、環境保全活動を推進していく必要があります。しかし、環境保全活動は多種多様であり、それらに細かくルールを設定していくことは困難ではありますが、現在、市では市民のみなさんの快適な生活環境を確保することを目的に「(仮)ポイ捨て禁止条例」の策定に向けて準備を進めております。

良好な環境保全活動を行っている地域、事業所、団体に対する表彰制度については、「みよし市環境美化推進大会」で顕著な功績のある個人や団体に表彰等を行っております。
6

環境保全事業の主要な項目は緑化・美化と3R、省エネ等がありますが、みよし市は黒笹や三好ヶ丘など住み易いということで人気あります。さらに住み易い町となれば多くの人がさらに移り住むこととなります。多くの人か住む新しい町ができ、人口が増えることはみよし市にとって良い事と考えます。

環境保全事業も「みよし市を住みやすい町にする」ことを重点目標にするのが良いのではないかと考えます。
市としてもみよし市を住みやすいまちとしていくことは重要であると認識しています。今後の環境保全活動におきましても、住みやすいまちづくりを念頭に取組んでまいります。
7

公園、市役所、病院、運動場、学校、道路、工場、店舗、個人家敷地の緑化、美化を行っていく必要があります。事業所、団体や個人が緑化・美化活動を申請して活動し、行政は結果を評価し表彰と広報をする事です。自分の住んでいる家の周り、地区、緑地・公園は、まず自分たちできれいにする事が原則です。

また、緑化・美化に対してルールを定め、ルールを守らないことに対して、毅然とルールを守るべく指導し処罰をすることが必要と考えます。さらに、「自宅の庭、垣根をきれいに手入れした」、「町内会で地区の公園の清掃をした」、「企業が玄関、垣根、敷地をきれいに手入れした」といった地域の緑化や美化が改善された事を表彰しては如何でしょうか。活動に参加する市民、企業、団体を積極的に表彰し広報しては如何でしょうか。

緑化のルールについては、みよし市まちづくり土地利用条例に、事業者は一定規模以上の特定開発事業等に対して開発区域内の敷地に当該開発区域面積の5パーセント以上の植栽をすることが規定されております。美化については、市民や地域、事業者の美化意識を高め、活動に積極的に参加してもらえるよう広報等に努めていきます。

表彰制度については、「みよし市環境美化推進大会」で顕著な功績のある個人や団体に表彰等を行っております。
8

ごみの3Rの中でもまず、リユースが必要ではないでしょうか。市内には数軒のリサイクル店があり、不要品を買い取り販売していますが、売れない物は引き取ってくれません。

使わなくなった衣類、靴、家庭用品その他の不要品とそれを欲しい人を引き合わせる機会、場所、方法をもっと作るべきだと考えます。フリーマーケット、リサイクルセンター、インターネット、広報の活用を事業の一つとしてはいかがでしょうか。また、事業計画の中に引き取り手のない残った衣類をアジア、アフリカなど海外の難民に提供する事を予定する事も良いのではないでしょうか。

リデュース、リサイクルはゴミの分別の徹底とリサイクルセンターの活用です。リサイクルセンターで分別とリサイクルに協力した市民を表彰し、市指定のゴミ袋を1枚でも与えては如何でしょうか。
p.62「(1)資源の循環利用の推進」内の市民の行動指針においてリサイクルショップやフリーマーケットの活用等に努めるとしており、市民等によるごみの3Rの取り組みについて市としても推進していきます。
9

省エネで大きな課題の一つは、車の乱用を防ぎ自転車や公共交通機関を活用する事です。しかし、国では、車社会の成長を政策としており困りますが、みよし市としては「車を使わなくても良い、老人や子供たちに優しい住み易い町づくり」を目指してはいかがでしようか。

それには、まずさんさんバスの路線拡大と増便が必要です。また、遊歩道や歩道・自転車道の整備、車の進入制限、一方通行、一旦停止の増設も検討すべきで、違法駐車の防止も必要です。

これらの事項は警察の協力が必要となりますが、交通事故防止の効果もあり、住み良いみよし市とするために事業の一つとしてはいかがでしょうか。
 

市内の交通体系については、p.49「(2)環境負荷の少ない交通の推進」内の「■公共交通機関の整備と利用促進」に掲げてありますとおり、自動車を過度に利用しなくても便利に移動できる交通体系を実現できるようさんさんバスの充実を図ってまいります。また、それに併せて、歩道、自転車道の整備についても随時進めてまいります。

道路の規制状況の見直しについては、交通安全の観点も含め総合的に検討してまいります。
10

太陽光発電、温水器、ヒートポンプ給湯器など省エネ設備の設置に補助金(一時金)を出すという支援の方法は、時期が外れた人に不公平となるため止めて欲しいです。

設置に補助をするのではなく、太陽光発電、温水器、ヒートポンプ給湯器、LED照明器具の使用といった省エネの活動等への具体的な光熱費等の年間目標値を定め、目標を達成した市民・事業者が申請し、それに対して表彰するのはいかがでしょうか。

省エネ活動の具体的な方法そして成果や光熱費の計測方法、申請方法は行政が指導します。
 

省エネルギーを推進していくためには、省エネルギー製品の迅速な普及が必要不可欠であり、その購入の補助等については今後もできる限り実施していきたいと考えております。

また、ご意見を踏まえまして、購入補助と併せて市民等の省エネ行動を促していくための取り組みについても検討を進めてまいります。
11 事業活動には費用が必要となるので、環境省、愛知県等の補助事業、助成事業に申請し参加する事は出来ないでしょうか。また、企業が行っている環境保全活動に協賛する事業の実施や支援、活用をしていく事は出来ないでしょうか。トヨタ自動車、エネオス、アサヒビール、中部電力、東邦ガス等多くの企業が環境保全活動事業をしていると思います。 みよし市の環境を保全していくためには、市や市民、地域が活動を行っていくだけでなく、国・県や市内の事業者とも協働していきたいと考えております。
12

積水ハウス、大和ハウス、トヨタホーム等の住宅メーカーや住宅開発企業と共同事業、事業支援は出来ないでしょうか。

省エネ、環境保全の活動は国、県、企業など数多くのところで色々な形で行っています。新しい設備を開発し、推進・普及活動を実施していますが、サンプルの数と種類の多さ、データの収集方法など難しく、成果を評価する事はうまくできていないと考えています。

みよし市あるいは三好ヶ丘などの地区がまとまって活動に参加する事は、一つの事業として十分成立する事と考えます。新しい住宅地区を開発する際に共通の仕様を計画し、建築条件の制限、太陽光発電を設置、地域集合給湯、ゴミの活用など新しいまちづくりは出来ないでしょうか。欧州の先進国では色々な試みが実施されています。是非事前に調査して計画の参考にしてください。
住宅の環境性能の向上に向けては、国の住宅エコポイント等が実施されています。そうした、取り組みを広報等により周知していくとともに、市全体での取り組みを推進していきます。
13

望ましい環境像等に書かれている市民、地域、事業者、市が一体となって豊かな水と緑を守り、みんなが安心して快適に暮らすことのできる都市を協働でつくっていくという考え方は大賛成です。

しかし、現実に今住んでいる黒笹町丸根の自宅前道路は住宅地にも関わらず騒音・振動が毎年ようにひどくなってきています。土地を購入する際に、黒笹に大きな空き地にあり、そこには工場ではなく研究所が建つということで購入を決定しましたが、実際は自動車製品工場が建ち、朝夕の通勤車両、材料の搬入、生産品の搬送とトラックが走り静かだった住宅地が国道並みに騒がしくなっています。愛・地球博の際もダンプカーが走り、騒音、振動、排気ガスで窓も開けられませんでした。

生産工場については搬入と納品は朝7時から夜8時を基本とし、トラックやダンプカーの過積載の検査・指導、騒音減少の教育を行ってはどうでしょうか。このことにより、騒音・振動の減少し、CO2の減少にも繋がると思います。

また、道路の最高速度制限の現状が少し変だと思います。周辺は40kmなのに、自宅付近は50kmになっており、小学校の通学路にもなっていますので再考が必要だと思います。住宅地ですので騒音注意の看板設置等を希望します。
 

振動・騒音等については、それぞれ「騒音規制法」、「振動規制法」等において環境基準が定められています。そうした基準を踏まえつつ、地域・住民の生活や事業活動、道路環境等を考慮しながら、良好な地域の環境づくりに努めてまいります。

道路の制限速度については交通安全の観点も含め設定されていますが、市として地域の安全性を向上させていくためのまちづくりを推進していきたいと考えております。

 

 

お問い合わせ

部署名:市民経済部生活環境課  

電話:0561-32-8018

ファクス:0561-76-5702

メールアドレス:kankyo@city.aichi-miyoshi.lg.jp

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