最終更新日:2012年3月29日

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会議結果 

次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。

附属機関等の名称

 平成21年度第1回三好町文化財保護委員会

開催日時

 平成21年4月28日(火曜日) 午後1時30分から午後2時35分まで

開催場所

 学習交流センター2階202会議室 

 

出席者

 

 (委員長)石川芳秋

 (委員)本多康夫、原田八三、鈴木昭、久野芳夫、山田清子、山内幸子

 廣瀨教育長

 (事務局)

 寺田教育部長、柳川教育部次長、野々山資料館長、水野資料館係長、

 近藤資料館主査、嘉見資料館主査、塚本資料館主査

次回開催予定日

 未定

問い合わせ先

 教育行政課資料館係 担当者名 水野、塚本

 電話番号 0561-34-5000

 ファックス番号 0561-34-5150

 メールアドレス shiryoukan@town.aichi-miyoshi.lg.jp

下欄に掲載するもの

議事録全文

要約した理由

審議経過

【議事】

 1.平成21年度資料館事業概要及び事業計画について

 2.平成20年度入館者等状況について

 3.その他

 

<典礼>

 ただいまから平成21年度第1回三好町文化財保護委員会を開会します。
 はじめに教育長がご挨拶申し上げます。

<教育長>
 ここ数日やや寒さを感じる日が続いておりましたが、本日はおかげさまで春らしい暖かい日になりました。本日は平成21年度第1回三好町文化財委員会ということで、お忙しい中を委員の皆さまにはご出席をいただきまして、ありがとうございました。本年度も昨年度に引き続き、文化財の保護にお力添えをいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
 今年度始まって1か月が経とうとしているのですが、学校の方も入学式が終了した時点で、今年度の児童生徒数が一応確定いたしました。今後減ることもあるかとは思いますが、入学式終了後時点での小中学校の児童生徒数は、合わせて6,779名でございます。昨年度の4月当初に比べまして128名の増ということになっておりますけれども、ただ小学校は13名の増にとどまっております。そういうことで、学級数は1学級減という状況で、こんなところに少子化の影響が出始めてきたのかなと、そんなことを思っております。それに対しまして中学校では、115名の増でありますが、今年から小学校1・2年生に加えまして、中学校1年生にも35人学級が実施されたということもございまして、そのほかに特別支援学級の新設・増設が認められた学校もあった関係で、中学校では7学級の増となっております。この子どもたちが成長していけるように私たちも努力していきたいと思っております。
 4月15日号の広報みよしホットラインでも掲載させていただきましたが、今年度の教育行政方針を発表させていただきました。ここでは、学校教育及び家庭教育の充実、文化・芸術の振興、図書館サービスの向上、文化財の保護活用と伝統文化の保存継承の推進、生涯スポーツの環境づくりという6つの分野で重点施策を掲げさせていただいております。詳しくは広報みよしの方でご覧いただければと思います。21年度の文化財の保護活用、伝統文化の保存継承ということにつきましては、資料館が中心となって担当し、その事業を進めてまいりますが、文化財の保存伝承活動、古文書など歴史的資料の保存と活用、企画展・特別展合わせて4回の開催、昨年度も実施いたしましたが、野焼きによる土器作りの体験事業、埋蔵文化財の整理、こういった事業を今年度も進めてまいります。さし当たって、直近の事業といたしましては、5月2日から資料館で春季企画展として「野々村一男寄贈作品展」を開催いたします。また資料館へお出かけいただいて、見ていただけるとありがたく存じます。別刷りのチラシもお配りしてあるようでございますので、ご覧いただければありがたく存じます。
 本日の委員会は、平成21年度の事業概要及び事業計画、平成20年度の資料館入館状況、三好町制施行50周年事業参加者の状況等について、報告をし、協議をお願いするものであります。よろしくお願いしたいと思います。最後になりますが、委員の皆さま方のご健勝とご活躍、また文化財保護事業へのさらなるご協力・ご尽力をお願い申し上げて、冒頭のご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
<典礼>
 ありがとうございました。続きまして、石川委員長より挨拶をいただきます。お願いいたします。
<委員長>
 ご無礼をいたします。委員の皆さま方の全員のご出席をいただきましてありがとうございます。昨年度の2月・3月に委員会の開催を予定していましたが、都合により無くなりましたので、まさに昨年の10月22日岡崎市甲山会館の西三河地方史連絡協議会研究会研究大会以来、半年ほど委員の皆さまのお顔を拝見することができなかったのですが、こうして皆さま方全員のご出席を賜りまして何よりでございます。私どもの任期はご承知のように来年の3月31日までの、後半の1年になる訳ですが、お互いに文化財行政について尽力をしてまいりたいと、そんな風に思います。別に委員会には関係ないのですが、今朝の早朝のニュースから昼のニュースにかけましては、全て豚でございました。その内容は十分皆さま方ご承知の通りでございます。牛から始まって鶏、鶉、そしてまさかの豚まで、これら全て私どもの食料源であり、また愛玩用でもあるということで、家族同様に飼育していた家畜が、私どもが勝手なことをしたのか、その逆襲でしょうか、なにか大変なことになってしまいました。そういった暗い気持ちに一時的にはなっている訳ですけれど、一昨日この会議の資料を送付していただきまして、皆さま方目を通されたとは思いますが、私なりに感じたことは、暗いニュースの中で、私ども保護委員としては、明るいニュースだなと、そんなことを思いました。それというのは、入館者数ですね。入館者状況総括表の中で、昨年は入館者数が増えている。ただ単に総人数は、会期の差がありますので、総数の対比は無理でしょうけれど、一日あたりの人数を見ますと、「ちょっと昔のみよし」が17.66人、「みよし原始ロマン探検!!」が23.62人。資料館のオープンが昭和57年、それ以来、オープン当初はもちろん一日の入館者数は多かった訳ですが、展示事業が始まってからのトップは平成元年の福谷城展ですね。幻の福谷城が1次・2次・3次の発掘作業によって規模がほぼ分かり、そして城の役目がほぼ明らかにされた、それの展示会のときがちょうど一日あたりが17人です。それに匹敵をし、さらに越しているわけです。これはもちろん担当者の努力もあるわけですけれど、企画が良かった、内容が良かったそういうことによって、皆さま方の興味関心が寄せられてきたというのが、最大の理由ですけれど、忘れてならないのが、やはり活字によるPRです。広報みよしに特集で取り上げてもらいました。写真を載せていただきました。新聞にも載りました。そういった活字の力をいただいている、これは大いに注目すべき点で、前々からPRについては私ども口にしておりましたが、こうして数字に表れますと、やはり活字の力は強いんだなと、そういう風に思います。その折、先ほど教育長さんからお話しのございました平成21年度の教育行政方針、文化財の方も縷々詳細が載っております。町民の皆さま方は、もちろん隅から隅までご覧になるだろうと思います。いよいよもって文化財に、いままではご無礼かもしれませんが、光の当たり方がちょっと鈍かった、これからはどんどんと強い光が当たっていくのだと、私ども委員もしっかりしないといけない、そんな思いがいたしました。委員の皆さま、この1年、どうぞよろしくお願いをいたします。少々長くなりましたが、挨拶とさせていただきます。
<典礼>
 ありがとうございました。なお教育部次長など人事異動がございましたので、新しい職員の自己紹介をさせていただきたく存じます。
  <職員自己紹介>
<典礼>
 これより議事の進行の取り回しは、石川委員長にお願いをいたします。
<委員長>
 それでは、慣例によりまして、議事の取り回しは委員長がということですので、その役をいただきます。今日は委員の全員ご出席をいただきましたので、本委員会は成立いたします。会議の議事録の署名も昨年度にならって、委員長にお任せいただけますでしょうか。
<委員一同>
 異議なし。
<委員長>
 ありがとうございます。議事録署名者は委員長とさせていただきます。では、協議及び報告事項に入らさせていただきます。事業の概要については、変更があればその部分、主に事業計画についてご説明をお願いいたします。
<事務局>
 資料にしたいがいまして説明させていただきます。1ページ、事務分掌と職員配置をご参照ください。館長以下、係長1名、主査3名、主事1名、非常勤3名ということで、総勢9名の職員で事業を遂行していきます。主査3名のうち2名につきましては学芸員、1名が再任用の近藤でございます。主な事務事業といたしましては、1から11まで記載されております。続きまして2ページでございます。それぞれの事務分掌が簡単に記載されています。これに沿いまして事業遂行していきますので、よろしくお願いいたします。続きまして3ページ、平成21年度資料館事業概要ということで、基本方針は昨年と変わりありません。Ⅱ主要事業1文化財保護事業として(1)から(7)までございます。それぞれ説明させていただきます。(1)文化財保護委員会は、委員7名ということで委員会は年3回、あと研修会、県外研修と県内研修をそれぞれ1回ずつ開催予定でございます。(2)文化財保存活動支援事業、ア有形民俗文化財保存維持活動ということで、三好上・三好下の山車保存会に対しまして事業補助をするものでございます。イ無形民俗文化財等伝承活動ということで、囃子、新屋・三好上・三好下・福田・西一色・明知下・東山の各保存会および三好棒の手保存会に対しまして事業補助をするものでございます。(3)郷土芸能伝承活動発表会開催事業で、今年度は9月13日(日曜日)午後1時30分より文化センターサンアート大ホールで実施いたします。内容につきましては、囃子の部7団体、巫女舞の部3団体、棒の手および和太鼓をそれぞれ実施するものでございます。おめくりいただきまして4ページでございます。(4)文化財環境保全事業ということで、アくん蒸業務、酒井家金比羅宮および資料館収蔵庫のくん蒸を実施いたします。イ文化財害虫調査業務委託ということで、くん蒸業務の見直しを図るため、資料館本館・木造棟・収蔵庫、三好上・下山車および保存庫、酒井家金比羅宮の害虫の調査をいたします。(5)史跡整備管理事業では、福谷城跡、黒笹27号窯につきまして、一般公開のために草刈および雑木伐採などを実施いたします。(6)文化財資料購入事業は、三好町に関わりのある文化財資料を購入する事業でございます。最後に(7)埋蔵文化財保存事業ということで、今年度につきましては、莇生地区多機能用地(Ⅰ地区)の開発事業地内の遺物の整理を実施いたしてまいります。あと町内の遺跡の緊急調査を実施いたします。続きまして2資料館管理運営事業でございます。(1)資料館施設管理事業をいたします。(2)資料館展示事業といたしまして、さきほど教育長からご紹介いただきましたが、年4回の企画・特別展、アからエまでをそれぞれ実施いたします。オ歴史講座の開催では、郷土の歴史に関心を深める機会づくりとして、歴史講座を開催します。最後にカ野焼による土器作り体験講座を実施いたしますが、場所の方は現在選定中でございますので、適当な場所がございましたら情報をいただきたいと思います。最後になりますが(3)資料館資料整理事業としてアからエまでそれぞれ実施をしてまいります。あと6ページでございますが、それぞれ事務事業の実施計画、タイムスケジュールでございますので、ご参考にしていただきたいと思います。以上が協議及び報告事項(1)の説明でございます。
<委員長>
 委員の皆さま方に何かご質問なりご意見がありましたら、ここで出していただきます。
<本多委員>
 4ページに歴史講座の開催というのがあるけれど、今までとは違うものか。どういったものか。
<事務局>
 構想としては、展示会に関連したものを考えております。講演会としてやっていたものを、過去に開催した古文書講座のような連続した講座に出来ればと考えております。
<委員長>
 昨年度行った文化財めぐりは50周年記念事業ですから、公民館の視聴覚室で行った街道のご講演に類するものだね。
<事務局>
 そうですね。去年の「近世三好をめぐる諸街道」に代わるものと考えていただければと思います。
<委員長>
 復唱のようなかたちになりますけれど、9月13日が郷土芸能伝承活動発表会です。皆さま方の予定の中に入れておいていただきたいと思います。4ページですと、くん蒸が、昨年は資料館本館・木造棟をやったから、今年は酒井家金比羅宮と資料館収蔵庫、その2箇所のくん蒸ということだね。収蔵庫は西一色の収蔵庫か。
<事務局>
 そうです。

 <委員長>
 文化財の購入について、予算を計上していただいておりますので、なにか皆さま方、三好に関連した良いものがございましたら、また事務局の方へお申し入れをいただきたいと思います。

 あと、細かいことですが、私どもの委員会運営事業が年3回と、研修が年2回となってますが、6ページの方で見ると、研修が3回になっていますが、これは、西三河地方史連絡協議会の大会が入っているわけだね。
<事務局>
 そうです。
<委員長>
 西三河地方史連絡協議会の大会が何時開催というのはわかりますか。
<事務局>
 まだわかりません。
<委員長>
 西三河地方史連絡協議会には、会員ということですから、やはり参加するということで、研修が3回となるわけですね。
<事務局>
 はい、そうです。
<委員長>
 それから、4ページ(7)ア莇生地区がⅠ地区になっているが、昨年はⅡ・Ⅲ地区があったが、それがなくなっているということは、報告書が出来上がったということか。

<事務局>
 はい。
<委員長>
 では今年度事業としては、予算がないということか。
<事務局>
 そういうことです。
<委員長>
 それから1点だけ。(2)資料館展示事業の中のイ夏季企画展「よみがえる三好窯」について、名称についてちょっと疑義があるから、また後ほど議論したいと思います。
 教育長さんの表明の中にもありました、野焼きの方ですね、昨年は窯の方もやったけれども、いろいろなことで、今回は野焼きの方をやるということです。また委員の皆さま方、PRの方をよろしくお願いいたします。
 それでは、協議及び報告事項(1)については、よろしいですか。
<全委員>
 異議なし。
<委員長>
 それでは次の協議及び報告事項(2)平成20年度入館者等状況について、説明をお願いします。
<事務局>
 それでは平成20年度資料館入館者状況についてご説明をいたします。さきほど委員長からお話しがございましたが、平成20年度は4,751名の入館者がございました。前年度が2,882名でしたので、約65%のアップということになっております。主な要因といたしましては、校長会などで、学校に授業の一環として資料館を利用するように呼びかけていただいたことや、企画展・特別展ごとに、昨年度からですが、チラシを小中学校の児童生徒に配っております。それと先ほどおっしゃられましたとおり、広報で特集を組んでもらったということもあったのかなと思っております。個々の展示会の方を見ていただきますと、企画展でアップ率が高かったのは春季です。19年度の館蔵品展が、入館者が50日間233人に対して、20年度のちょっと昔のみよしにつきましては、883人、約3.5倍で、率といたしましては一番大きいものになっております。団体の入館者につきまして、19年度につきましては、637人。20年度に関しましては、1,402人と倍以上増えております。宣伝効果などもありまして、20年度の入館者は19年度に比べまして65%アップいたしております。細かな内容に関しましては、8ページをご覧いただければわかるかと思います。
 三好町制施行50周年記念事業の参加者状況につきましてご説明いたします。9ページをご覧ください。去年は50周年記念事業といたしまして、原始古代の窯・土器造り体験事業を夏休みの期間中に行いました。窯造りといたしまして7月29日から8月16日、こちらは斜面を削ったりですとか、骨組みを作ったりですとか、壁を塗ったりといった作業をこの期間に行いまして、延べ103人の参加がありました。それから8月30日と9月6日で、その窯で焼く土器を造りました。73名の参加がありました。9月21日から25日が窯焚き、10月4日の窯出し、合わせて113人、合計で289人の参加がございました。それから野焼きによる土器作りにつきましては、土器作りを8月3日と16日に行って、45人の方が参加、野焼きを8月24日に行って70人の参加があり、事業全体として404人の参加がありました。みよしの歴史探訪~ふるさと探検ツアーの方は、委員の皆さまにもご協力をいただきまして、酒井家金比羅宮・医王寺・資料館・三好池・愛知大学・黒笹27号窯・大覚寺をめぐるツアーを企画いたしまして、30人の方の応募がありまして、1日こちらをめぐる旅をいたしまして、皆さま結構満足していただけたかなと思います。以上が協議及び報告事項(2)の説明でございます。
<委員長>
 では入館者などについて何か質問がありましたらお願いいたします。
 細かいことだけれど、三好町制施行50周年記念事業というのは、年度でいうと20年度であって、21年度には、記念事業という冠が付くか。
<事務局>
 付きません。
<委員長>
 では6ページの表の資料館管理運営事業2展示事業②三好町制施行50周年記念事業 企画・特別展示の冠は取っていいわけだね。
<事務局>
 はい、冠は取ってください。
<本多委員>
 三好町制施行50周年は20年度だから、関係ないわけだね。
<事務局>
 そうです。
<委員長>
 もっと細かいことだけれど、8ページに参考表が載っているけれど、これは年度でいうと19年度だね。今21年度ですから、前年度とあると20年度ということになる。
<事務局>
 はい、20年度の誤りです。
<委員長>
 あともう1点。今回は土器作りの体験事業は野焼きの方の体験ということだけれど、窯の方はどうなったのか。やめるのか。
<事務局>
 窯に関しましては、昨年度煙のにおいがするということで、4件ほど苦情がありました。野焼きの方は苦情がありませんでしたので、野焼きは実施しますが、窯の方は煙対策などができるまでは一時凍結ということで、窯は保存してあり、見学できるよういたします。
<委員長>
 多分そうだと思いました。先日窯を見に行ったのですが、シートを被せてあって柵がしてあった。あれは屋根が落ちているのか。
<事務局>
 いえ、まだ屋根は落ちておりません。
<委員長>
 あれは今後どうするのか。
<事務局>
 今年度シートをはずしまして、周囲から見学できるような措置をしようと考えております。
<本多委員>
 保存するわけか。
<事務局>
 はいそうです。
<委員長>
 この委員会でも、是非見学できるようにという話が出たわけですが、そのような措置がされるというわけですね。
<事務局>
 そういうことです。
<委員長>
 わかりました。当然立て札も立てるわけだね。
<事務局>
 はい。立てます。
<委員長>
 先ほど疑義があるといったが、そのときに「三好窯」とするのか。当然説明板をつけるのだろう。
<事務局>
 はい。つけます。窯の名称はまだ決めておりません。「三好窯」というのは広報が作った名称です。
<委員長>
 あれは絶対おかしい。夏季企画展の名称が「よみがえる三好窯」としてあるから、こういうことでポスターなどを作って配布したということになると、関係者は「なんだこれは、いつの間に猿投窯黒笹地区の窯が三好窯に変わったのか」となる。それは承知しているね。
<事務局>
 はい。あくまでも仮称です。
<委員長>
 わかりました。
<本多委員>
 6ページの一番下に伊豆原麻谷の掛軸修繕が載っているが、これはどういうことか。収蔵資料が劣化したのか。
<事務局>
 平成19年度に購入いたしました作品は、元から傷んでおりまして、現状では展示できないので表装替えの作業を行います。
<本多委員>
 表装だけか。
<事務局>
 本紙のしみ抜きもする予定です。
<委員長>
 他になにかありますか。ないようですので、この協議及び報告事項(2)については、ご了承いただけますか。
<全委員>
 異議なし。
<委員長>
 それではその他について説明をお願いします。
<事務局>
 10ページをご覧ください。例年委員の皆さまにお願いいたしております県外研修の行き先と日程についてご協議いただきたく存じます。A案として関ケ原町と長浜市、B案として恵那市と中津川市を挙げさせていただきました。こちらのA案・B案の内で、委員の皆さまにご議論いただき、研修先を決めていただきたく存じます。研修日に関しましても、ご議論いただきたく存じます。
<委員長>
 A案は昨年度も案として出たものです。B案の方は、「中山道 木曽路をさぐる」とありますが、厳密に言うと木曽路じゃないね。木曽路は馬籠宿の入り口に島崎藤村の手になる「これより木曽路」というものがある。これは決まったものではないが、馬籠から北が木曽路であって、これは美濃。関ケ原から中津川、落合宿まで。これは美濃路ですから、もしこの内容でいけば、「木曽路をさぐる」というのはおかしいから「

美濃路をさぐる」となると思います。
 それでは、どちらがよろしいでしょうか。
<各委員>
 A案が良いと思います。

<委員長>
 それではA案ということで。運転手のことも考えると、やはり木曽路だと少々えらいなという感じがしますので、A案といたします。日にちは10月14日と15日でどうでしょうか。
<全委員>
 異議なし。
<委員長>
 では、10月14日・15日に関ケ原方面とさせていただきます。次の議題の説明をお願いします。
<事務局>
 11ページをご覧ください。今度は県内研修の行き先と日程についてご協議いただきたく存じます。20年度は豊川市の天平の里ということで国分尼寺を見ていただきました。今年はA案として昨年に引き続き豊川市、B案として三好町とよく似た性格を持つということで、知多市を挙げさせていただきました。こちらのA案・B案の内で、委員の皆さまにご議論いただき、研修先を決めていただきたく存じます。研修日に関しましても、ご議論いただきたく存じます。
<委員長>
 A案の陸上自衛隊資料館は史料館が正しい。A案とB案、どちらがよろしいか。
<各委員>
 どちらとも決めがたい。
<山田委員>
 個人的にはA案が良いとは思う。
<委員長>
 豊川で良いですか。
<山内委員>
 やはりどちらとも決めがたい。迷ってしまう。
<委員長>
 どちらに行ってもプラスになると思う。なんとか両方お願いできないものだろうか。
<柳川次長>
 予算はどうか。
<事務局>
 両方行っても対応できます。
<寺田部長>
 委員の皆さまのご意見が、2箇所行きたいというお話しであるならば、事務局が何とかなるということですので、行く時期を決めていただければ、そのように組みます。
<委員長>
 では、対応していただけるということで、2箇所とも行くとして、日にちを決めたいと思いますが、いかがでしょうか。
<事務局>
 時期をずらしていただくことを考えて、知多市の方は22年2月でいかがでしょうか。
<柳川次長>
 22年1月に市制施行するので、最初の文化財保護委員会ということで、良いんではないでしょうか。
<全委員>
 異議なし。
<委員長>
 豊川市の方は7月1日あたりでいかがでしょうか。
<全委員>
 異議なし。
<委員長>
 では豊川市は7月1日。知多市は22年2月で、日にちはまた後日決めさせていただきます。知多市は三好町とも大変交流の深いところですので、委員だけでなく関係の皆さま方にもぜひご参加をいただきたいと思います。
<典礼>
 ご審議ありがとうございました。以上をもちまして、本日の議題は全て終了いたしました。これをもちまして平成21年度第1回文化財保護委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。

 

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