最終更新日:2013年5月18日

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会議結果 

次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。

附属機関等の名称

 平成25年度第1回みよし市文化財保護委員会

開催日時

 平成25年4月24日(水曜日) 午後1時30分から午後2時30分まで

開催場所

 みよし市役所1階101会議室 

 

出席者

 

 (委員長)石川芳秋

 (委員)本多康夫、鈴木昭、久野芳夫、鈴木睦子、岡本洋子

 小野田教育長

 (事務局)

 塚本教育部長、近藤教育部次長、神谷資料館長、林資料館副主幹、嘉見資料館主任主査、赤川資料館主査、塚本資料館主査

次回開催予定日

 未定

問い合わせ先

 教育行政課資料館係 担当者名 林、塚本

 電話番号 0561-34-5000

 ファックス番号 0561-34-5150

 メールアドレス shiryoukan@city.aichi-miyoshi.lg.jp

下欄に掲載するもの

議事録全文

要約した理由

審議経過

【議事】

 1.平成25年度資料館事業概要及び事業計画について

 2.平成24年度入館者等状況について

 3.その他

 

 

<典礼>

只今から平成25年度第1回みよし市文化財保護委員会を開催いたします。はじめるに当たり礼の交換をいたします。一同礼。ご着席ください。

はじめに教育長よりご挨拶をお願いいたします。

<教育長>

皆さんこんにちは。本日は大変お足元のお悪い中、第1回文化財保護員会にご出席くださいまして誠にありがとうございます。委員の皆さま方におかれましては、今年度、任期2年目にあたりまして、引き続きみよし市の文化財保護行政にお力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。さて、みよし市の学校教育目標をキーワードでまとめてみますと、生きる力と郷土愛が挙げられます。郷土愛を育てるには、みよし市の歴史と文化が重要な位置づけになります。しかしながら、私もこの仕事に関わらせてもらい、はじめてみよし市の歴史と文化の深さを実感しました。市民の皆さまそして子どもたちが、貴重な文化財を広く深く知ってもらえたらと、今思っているところでございます。子どもたちがみよし市の歴史と文化を学習し、自分の課題を追及したり、実践したりして、そこで得た体感を人に話し、シェア、共有していくことで、学習の内容を自分のものとして、それがやがて郷土愛へと発展していくのではないのかなと思っております。まずは少しでも多くの文化財に触れることからはじめなくてはならないと思っております。委員の皆さま方におかれましては、平成25年度の新規事業を含めて、各事業のご検討いただくと共に、子どもたちや市民の皆さまが触れる機会、学習する機会が多くなりますよう、歴史民俗資料館の取り組みや今後の啓発活動につきまして、具体的で温かいご示唆をいただけるとありがたいと思っております。よろしくお願いいたします。

<典礼>

ありがとうございました。続きまして石川委員長よりご挨拶をお願いいたします。

<委員長>

ご無礼いたします。私どもの任期の後半の年度になりました。また1年間よろしくお願いいたします。とりわけ今年度は、私どもの直接の関係者である館長さんもお代りになりました。また教育行政の幹部の方もお代りになられたようです。昨年度とはまた違った角度から色々とご指導をいただけると、大変期待をいたしております。私どもは、さらに研修を深めて、より一層この文化財保護行政に少しでもお力添えができたらと、そんな気持ちで頑張ってまいりますので、よろしくお願いをいたします。

<典礼>

ありがとうございました。ここで、教育委員会に人事異動がありましたので、自己紹介をさせていただきます。

 <職員および委員自己紹介>

<典礼>

それでは会議の取り回しを石川委員長にお願いいたします。

<委員長>

それでは例によって取り回しをさせていただきます。本日は委員6人全員出席でありますので、本市文化財保護条例第11条第2項により会議は成立いたします。それに加え、会議録署名を例によって委員長が行ってよろしいでしょうか。

<全委員>

異議なし。

<委員長>

それでは私が議事録署名にあたります。それでは早速協議に入ります。平成25年度資料館事業概要及び事業計画について、特に昨年度に比較して、新しいものあるいは変わったところを少し詳しく説明いただけるとありがたいと思います。お願いします。

<事務局>

それでは平成25年度資料館事業概要及び事業計画について説明いたします。資料の1ページをご覧ください。平成25年度組織と事務概要でございます。職員の配置につきましては館長をはじめとしまして、副主幹1名、主任主査1名、主査3名、主事1名の体制です。また一般非常勤職員、臨時的非常勤職員を含めまして14名の体制となっております。続きまして、主な事務概要でございますが、資料館管理運営をはじめ、12の項目になっております。新たに石川家住宅管理事業が加わっております。続きまして2ページをご覧ください。平成25年度事務分掌でございます。14名の事務分担が記載してございますので、またご参照していただきたいと思います。続きまして3ページ、平成25年度資料館事業概要でございます。まず基本方針でございますが、文化財の保護および資料の収集・整理・保存・展示公開ならびに一般公開の促進をしてまいります。続きまして2文化財保護事業でございます。(1)文化財保護委員会運営事業でございますが、本年度は会議2回程度、研修会を3回程度予定しておりますので、よろしくお願いいたします。(2)文化財保存活動支援事業としまして、三好上・下の山車保存会へ補助を行います。また地区の郷土芸能伝承活動といたしまして、お囃子・棒の手の各保存会へ補助を行います。(3)郷土芸能伝承活動発表会開催事業につきましては、本年は9月8日(日曜日)午後1時30分から、文化センターサンアート大ホールにて開催いたします。参加団体はウに記載してあります団体を予定しております。続いて4ページです。(4)文化財環境保全事業でございますが、文化財を害虫から守るために、今年は三好上・下の山車および保存庫のくん蒸をいたします。また文化財害虫調査を資料館本館および木造棟、収蔵庫、三好上・下山車および保存庫、酒井家金比羅宮、石川家住宅の害虫調査をいたします。(5)史跡整備管理事業でございます。福谷城跡と黒笹27号窯の管理を行います。(6)文化財資料購入事業では、伊豆原麻谷の画を購入いたします。(7)埋蔵文化財保存事業は、開発に伴う埋蔵文化財の有無の確認や記録を残すために行う事業でございます。続きまして3資料館管理運営事業でございます。(1)資料館施設管理事業といたしまして、資料館本館および木造棟、収蔵庫の管理を行ってまいります。(2)資料館展示事業でございますが、常設展示とは別に、年4回、2階展示室で企画展を開催いたします。来たる5月3日からは春季企画展としまして「覗いてみよう!石器の世界稲垣輝行氏寄贈資料から」と題しまして、石器1,000点を展示する予定でございます。また資料館体験講座としまして、夏休みに土器作り、石器作りの体験講座を実施いたします。続いて5ページです。(3)資料館資料整理事業といたしましては、資料の収集、保存、整理、調査研究を行ってまいります。(4)石川家住宅管理事業といたしまして、平成26年度の石川家住宅の一般公開に向けまして、今年度は施設整備工事として、長屋門と東蔵の改修工事、それから主屋・離れ座敷・西蔵の耐震診断から改修工事までを予定しております。併せまして下水道接続工事と駐車場砕石舗装工事を行ってまいります。その他調度品調査などを公開にむけて実施してまいります。続きまして6ページをご覧ください。平成25年度の事務事業実施計画といたしまして、先ほど述べました事業の実施スケジュールでございますので、ご参照ください。以上、25年度資料館事業概要及び事業計画についての説明でございます。よろしくお願いいたします。

<委員長>

何かご意見、ご質問がございましたらお出しください。他に何か補足することがありましたらお願いします。

<事務局>

5月3日より企画展として、石器の世界ということで、6月30日まで2階展示室で稲垣輝行さんが集められ、こちらへ寄贈いただいた石器1,000点を展示いたしますので、よろしくお願いいたします。

<委員長>

では今、企画展の話が出ましたので、企画展が4回あると思いますので、もし何かそれ以上に詳しいことがありましたらご説明ください。

<岡本委員>

夏季企画展に昆虫展というのがあるのですが、歴史民俗資料館で昆虫展というのはどういうことでしょうか。

<事務局>

現在当館で蝶の昆虫標本を多数受託しております。それらをあまり専門的にならず、小学生対象に展示するものです。

<岡本委員>

この地域だけですか。

<事務局>

全国的にわたる採集がなされているようです。

<岡本委員>

先ほど教育長さんがおっしゃいましたが、子どもたちが資料や多くの文化財に触れられる、子どもたちが興味を抱くような資料館の展示物が有ったら、たくさんの子どもたちが参加してくれるかなという楽しみもあるのですが、資料館は場所的にちょっと入っていて、奥にありますよね。それから狭いとか、色々な条件があるとは思いますが、こういう資料などを出していただいているにもかかわらず、まだまだ子どもたちの参加率はあまり好ましくないかなと思います。今から石川邸が公開になりますよね。石川邸と歴史民俗資料館に、何か線が一本できて、たくさんの子どもたち、それから市外からも参加者が来るような、何かそういう計画などがあるのかなと、考え、楽しみにしているのですが、いかがですか。

<事務局>

石川家の現在の状況としましては、委員の皆さまには一度見ていただきましたが、色々なものがある中で、その整理を進めている最中で、正直な所、どういった形で公開・活用していくのかは、まだ見えていません。やはりそのまま公開しても、どれだけお客さんが来るかわかりません。貴重な資料もありますので、それらを上手く活用していければと思います。

<委員長>

これからさらに具体的な細かいことまで検討されていくと思いますが、より一層力を入れて、いまのご意見なども踏まえて、やっていただけるものと思います。よろしくお願いいたします。

それでは今石川家の話が出ましたので、現状どんな感じか、ちょっとお話しいただけますでしょうか。

<事務局>

文化財保護委員さんには、長屋門・主屋・西蔵を文化財指定していただきました。特にハード面ですと、東蔵も含めて、耐震診断および耐震工事をしようということで、今年度予算が付いております。どのような一般公開ができるのかという中で、ハード面とソフト面の両方から、家の中に入った公開、資料を見せる公開も考えて、資料の整理を行っているところです。特に、図書の方は整理がついているのですが、調度品が多数あり、旧美好屋の倉庫や西蔵の整理はまだ手つかずです。ものすごい数で、今はどういうものがどこにあるかというリスト作りを24年度から引き続き進めております。明治から昭和にかけて、特に昭和にかけて使われたものが何でも保存してあり、現状で何万点にのぼるかわからない資料を今整理しております。建物から見た景色などの景観が良いだろうと思います。来た人は上がりたいだろうと思います。そうなりますと耐震診断とどういう工事ができるのかは、この25年度に課せられた事業だと思います。そういう点を踏まえて、資料館としてはどんな展示の仕方、それから活用を含めて、もう少し踏み込んだ中で、事務局案を持って、文化財保護委員会で報告していけたらと思いますので、次回の会議ではその方向をお示ししたいと思っております。

<委員長>

ありがとうございました。他に何かございますか。

<岡本委員>

複合施設に資料館は入ることは無いのですね。最初そんな話を私は聞いておりましたので、資料館が変わるんだというイメージでずっと来たのですけれど、今色々資料を調べてみると、資料館のしの字もなくなっています。複合施設についてはどういう風になっているんでしょうか。

<教育部次長>

図書館と生涯学習機能を含む複合施設の基本構想を策定している段階で、特にその機能の中に、「情報のみち」という大きなエントランス的な廊下の機能を含めた、生涯学習と図書館をつなぐスペース、ここの有効活用という中で、そういう歴史的なものの要素を入れて、来る子どもたち、または市民の皆さまにそういう歴史的なものの紹介をしていけたらという話もありました。ですので資料館本体を複合施設の方に入れていくということではなかったかと思います。現在も基本的にはその辺は変わっておりません。1階には交流コーナーまたは展示コーナーということで、そういった生涯学習的な活動をしてみえる人たちの作品を展示またはそういう人たちの集う交流スペースというものがありまして、そこに色々なものの展示もできます。それから、具体的な設計を今年、実施設計をやっていきますので、「情報のみち」の壁面だとかの活用も考えられます。また資料館と今まで調整させていただいた中では、本館の方でこのような行事をやっているということを複合施設でも紹介していこうと、今サンアートでもひな人形とか展示していますが、そういうサンプル出品をして、今この展示を資料館でやっています、徒歩で行けばすごく近い距離ですので、そういった紹介などを、少しスペースは小さくなるかと思いますが、そういった展示コーナーを、情報コーナーのどこかに設けることをやれたらということを、担当課同士では話をしております。

<本多委員>

我々聞いている範囲では、新しい建物ができてくると、その中では色々と展示ができる、資料館の関係も、色々な展示物も、今あるような物はそういう所へ持って行けば良いではないかと、話があったから、それならば良いな、今の所ではなかなか見る人も行きにくいですね。何となく、入って行ってもあまり立派だとは思わない。他の所を見てくると、すごく良いですよね。資料館というのはどこでも。みよし市というのは悪いなと、いつも前から言っている。いっぺん見てもらわないといかんなと言っているんだけれど。そういう矢先で複合施設ができて、はじめは市役所本館の中につくるようなことを聞いていたけれど、別につくるということでしたので、できれば図書館もあり、その隣に資料館の展示ができるようなところがあると良いなと、そうなるかもしれませんね、ということを聞いていましたけれど、今話を聞いてみると、資料館は全く今のままで、新しくできたところへは入らないわけですね。なんかさみしい感じですね。もうちょっと力を入れてもらわないといかんなと思いますね。今の話では、前から変わっていないという話だったけれど、そうではなくて、前はそういう話を聞いているんですよね、私どもは。そうなる予定ですよということを。

<鈴木昭委員>

僕は北部ですので、僕の家のすぐ西が福谷城跡。僕が行政の区長をやって、平成3年にもそういうお願いをして、青写真までできて、なかなかその時分は景気が良かったせいか、地主も頑として土地を離さないという風だったけれど、たまたま議員に平成7年になったけれど、バブル絶好調で、一般質問でやったら、時期尚早だと、また山城でございましたけれど、お城が無かったということで、もうひと押しと思っていた所で、バブル崩壊でダメになった。この委員になってから足かけ6年になりましたけれど、他所の市町に行くと、立派な史跡とかあるけれど、さて、わがふるさとみよしには何があるかなと考えてみると、何もございません。史跡もあるにはあるけれど、形が整った所はない。その中で、いまアベノミクスでだんだん世の中景気が良くなって、本庁もこんなに立派になったし、これからも景気が良くなると、多少そういう設備投資しておいて、僕がいつも言いますけれど、あそこに掘立小屋でもいいからお城の形を作って、東名高速道路を行くバス、福谷と書いて、あそこ何と読みますかと、まず十人が十人「ふくたに」とか「ふくや」とか、「うきがい」とよう読まんで、バスガイドさんのクイズにもなる。小川さんは土地のことを、僕が一度聞いたときに、城跡は寄付してもらって、前は役所に買ってもらってと、言ったらちょっと首をかしげていたけれど、そんな風に話を進めて行って、みよし市の土地になればまた、先々にそういうことを検討してもらったら良いかなと思う。もう一つは産業遺産として、大坂山を貫通した農民が作った隧道がある。圦ノ奥から大坂山をくぐって定一貫の方へ水を出して、小石川へ水を落として、今の北部小学校の下、蓬平地というのだけれど、そこの平地へ水を通すと。たまたま僕の親父が測量してやったら、県の技官が来てびっくりしたと。昭和8年にその隧道開通して、水を流して、小石川で拾って、今北部小学校、福谷の方から行くと橋がありますけれど、そこに夏になると堤防の中に土嚢を積んで水を拾って、今の学校の下まで持ってくると。その時分の大事業だったと僕は思う。そのいきさつは、今の三好丘、50町歩国有財産を払下げてもらって、小学校施設というやつをやって、その残った金、うちに壊れかけの蔵があるけれど、その中へ5万円入れて、何にも田舎で銀行無いもんで、米俵の中に5万円入れて、青年会が寝ずの番を3か月やった。その金で、今の小学校施設、刑務所前の方一帯をやったと。もう一つはその隧道掘ったと。あれは産業遺産としてはどうかなと。農民が作ったそういう大事業だから、後世に残していきたいなと、僕はそういう風に思う。ずうっと水路がU字溝でやってあって、入り口は90センチくらいの隧道だね。子どもが這って通ったけれど、出口の方はもう何か捨ててあって、どこにあるかわからないけれど、あとは土水路だったので、もう水路の形もなくなっているけれど、ああいうやつでも産業遺産として後世に残してほしいなと、そういう風に思いまして、一つ検討をよろしくお願いします。

<教育部長>

いまの複合施設の件ですが、複合施設については資料館の常設展示のスペースはありません。今言ったような展示スペースはありますので、そちらの方で、ギャラリーだとか作品の展示と同じような形で、こちらの古窯のものだとか色々なことを、また資料館でひな人形展をやっているのであれば、小さなおひな様飾っておいて、本館で立派なひな人形展やっていますよというような、そういうPRとして使っていただきたいと、そういう風に今のところ考えております。福谷城跡や産業遺産につきましては、貴重なご意見として、資料館の方で、総合計画などの中に位置付けながら、今後歴史的なまた産業的な遺産ですので、残していけるような形でしっかり検討して、また皆さまとも一緒にご検討していただいて、良い形で残していけるようにしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。貴重なご意見でありがとうございます。知らずに終わってしまうというのが一番つまらないことですので、是非そういった遺産を、今後どういう風に残していけるかというのを検討していただきたい、またこちらも検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

<本多委員>

そうすると、今おっしゃった、展示関係は、そういう所を利用できるようになるわけですね。今の所でなくてもね。

<教育部長>

そうです。公民館活動などをやっている方たちの作品の展示場でもあるし、資料館も同じような形でやれればと思います。そこで皆さん集いますので、その方たちが情報を得て、また資料館へ来てもらう。常設の展示をそこでやるというだけのスペースが確保されておりませんので、そういった利用をしていただきたいなと思います。

<委員長>

かなり将来的な、しかも大きな問題で、話し合って結論が出そうで出ない、そんな気もいたしますので、あとまだ議題もありますので、申し訳ありませんが、ちょっと方向転換させていただきます。9月8日の郷土伝承芸能活動発表会ですけれど、新屋の保存会というのは、参加もありますので、当然継続されていると思う。ところが山車は消えたままですが、その後、何かちらっと作られると、そんな話を聞きましたが、そこらへん話はありますか。

<事務局>

正式には聞いておりません。

<委員長>

お囃子の方はどうなっていますか。

<事務局>

模範演技は近いうちに復活いたします。以前のように新屋・三好上・三好下とローテーションして行いたいと考えております。

<委員長>

関連してですけれど、和太鼓の部に三好太鼓、昨年は三好太鼓なかったけれど、次の龍桜流ですか、松平の方だと聞きますが、これはプロですか。

<事務局>

発祥は松平ですが、三好にも生徒がおり、その発表の場として出演できないかということで話があったものです。

<委員長>

9月8日で日にちが決まっておりますので、また手帳の方へ記入をお願いいたします。なお町誌の完成イベントが9月の月末にありましたよね。

<教育部長>

記念講演は9月28日を予定しております。またご案内させていただきますのでよろしくお願いいたします。本来は3月31日までにできていないといけなかったのですが、原稿がそろわず、少し作業が遅れております。

<委員長>

9月28日にサンアートで完成のイベントがありますので、またお出かけいただきたいと思います。

町誌の方は、別編、資料編と出ましたので、残るは本文編だけです。もうそろそろ校正は終わりましたか。

<教育部長>

各部会で差があり、校了間近なものもあれば、まだ初校というものもあります。近世が少し遅れております。

<委員長>

目途は8月発行ということだそうで、今印刷にかければできあがりは早いという話を聞きましたが、8月には本文編ができあがり、そのためにイベントが9月28日に予定されている訳ですから、こちらも手帳にご記入いただき、本文編もお買い上げいただければと思います。

他にありませんか。

ではこの事業概要および事業計画について、ご承認いただけますか。賛成の方は挙手をお願いいたします。

 <全委員挙手>

<委員長>

全員賛成ということで、この計画に基づいて、資料館の方にはよろしくお願い申し上げます。

では次に資料館入館者数状況について説明をお願いいたします。

<事務局>

平成24年度資料館入館者数状況についてご説明いたします。7ページをご覧ください。平成24年度歴史民俗資料館入館者数総括表でございます。表の見方でございますが、縦が月別、横が市内・県内・県外の男女別、24年度の月の合計、その右側に前年度の合計と実績が記載されております。二段書になっており、下段は団体の入館者数です。平成24年度総入館者数は3,722名、23年度が3,761名ですので、39名約1%減となっております。続きまして8ページをご覧ください。それぞれ企画展、特別展、常設展別の入館者数の表でございます。上の表が平成24年度、下が23年度の実績でございます。特別展・企画展の期間中といたしましては、23年度と比較して99人増となっております。中でもひな人形展の入館者増が顕著となっております。以上が入館者状況の説明でございます。よろしくお願いいたします。

<委員長>

何かご質問がありましたらお願いいたします。精力的に新聞などへ原稿を出していただいておりますので、皆さま方の関心も高まってきているのではないかなと思います。とりわけ最近では石川家の記事も出ましたし、この次の石器の世界も、素晴らしいと思いますので、多くの方が来られると思います。貴重な資料をご寄贈いただきましたので、こうご期待です。

以上で議題は終了します。

その他について、文化財保護委員研修について、説明をお願いします。

<事務局>

本日別紙で平成24年度の研修要項案をお配りさせていただきました。本年度は例年行っていただいておりました、宿泊を伴う県外研修が予算上取りやめとなっております。先ほどの事業概要でも研修3回となっておりました通り、今年度は3回の研修をお願いいたします。1回目は「舎利厨子と猿投窯陶器のゆくえ」ということで、市内帰西寺と了喜院、5月26日まで本多静雄氏のコレクション展を開催しております豊田市民芸館をご覧いただきたく存じます。2回目は日帰りの県外研修ということで、「東濃の文化財」というテーマを挙げさせていただきました。3回目は例年通り西三河地方史連絡協議会大会への参加ですが、今年度はまだ理事会が開催されておらず、場所・日時などは未定です。ローテーションですと本年は西尾市での開催となる予定です。日時や場所が決定次第、改めて委員の皆さまにご報告させていただきます。諸般の都合で大会へ参加できない場合は、県内研修に振り替えさせていただきたく存じます。

<委員長>

既に皆さまご理解いただいておると存じますが、昨年まで当局の温かいご理解で、宿泊まで面倒見ていただいておりましたけれど、それがなくなりました。やはり私どもの研修は、他の博物館なりあるいは資料館なりの展示を見て、より一層展示の方法などを学び取るというのが研修の第一目的であります。そのために県内のそういった施設を回るだけはいけない、近くの、例えば岐阜県や三重県へ出かけるということになれば、高速道路を利用することになる。だいたい150キロくらいまでの高速道路料は予算を付けてもらいました。ただし宿泊は伴いません。その他の入場料なども個人持ちですのでよろしくお願いします。

いまお話のありました1回目の研修ですが、本多静雄氏のコレクション展が5月26日までということであれば、5月24日でいかがでしょうか。

<全委員>

異議なし。

<委員長>

では5月24日でお願いします。時間などに関しましては、また後日連絡いたします。それから東濃方面については、色々ご意見あろうかと思います。とてもこの4か所を回るというのは大変です。その内の何か所かということになると思いますが、10月10日か11日頃でいかがでしょうか。

<全委員>

異議なし。

<委員長>

先方の都合もあろうかと思いますので、その辺りということで心得ておいていただきたいと思います。

<本多委員>

この4か所は全部行けないでしょう。

<委員長>

多治見と瑞浪くらいかと思う。御嵩町の願興寺はちょっと離れている。ここだけで時間になってしまうかもしれない。

<本多委員>

また場所は考えておいてもらいたい。遠い所なのであまり無理のないようにしていただきたい。

<事務局>

わかりました。

<委員長>

では麻谷の購入についてお願いします。

<事務局>

昨年度購入についてご答申いただきました伊豆原麻谷作品の内、「酔翁亭図」は24年度に購入させていただきましたが、「老松図」は予算が足りませんでしたので、今年度の購入とさせていただきます。

<委員長>

「老松図」は3月の委員会で見ていただいたものです。文化財の購入については、2月頃の委員会でご検討をいただきます。

<事務局>

「老松図」につきましては、すでに答申をいただいておりますので、購入させていただきます。今後、購入対象となる文化財資料が出てきた場合、改めて2月頃の委員会に諮問をさせていただきます。

<委員長>

以上で予定されていた協議およびその他について終了いたします。

<典礼>

ありがとうございます。

以上で平成25年度第1回みよし市文化財保護員会を終了いたします。

 

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