最終更新日:2019年3月18日

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「地籍調査」に関することQ&A

 

Q:「地籍」とは?

A:地籍とは一筆ごとの土地に関する記録です。人でいうと「戸籍」のようなものです。(一筆=土地の単位・登記簿上で一個の土地とされているもの)

 

Q:地籍調査の必要性は?

A:土地に関する記録の資料として現在も利用されている「登記簿」や「公図」の一部には、明治初期の地租改正のときに作成されたものもあり、当時の測量技術の低さと長い年月による状況の移り変わりにより現状と合わないところもあります。また、登記簿に記載されている面積についても実測面積とに差異がみられるなど正確さを欠いています。
地籍調査ではこうした課題に対応するために、隣接する土地所有者で確定した境界杭を現在の精度の高い測量技術に基づいて測量を行い、土地の正しい位置と形、地番、地目、面積などを調査して現状と合った正確な地図(地籍図)を作り、法務局備え付けの公図と登記簿を修正します。

 

Q:実際の作業の進め方は?

A:一筆ごとの土地について、土地所有者立会いのもとで、その所有者、地番、地目および境界などを確認します。(境界杭が設置されてない場合には、それぞれの関係者で設置していただきます。)
次に、国土地理院の基本三角点などを基準にして、一筆ごとに土地の位置や面積を地球上の緯度、経度と関連付けて測定します。
一筆ごとの調査と測量の結果を取りまとめて地籍図と地籍簿を作ります。この地籍図と地籍簿は、土地所有者の皆さんに確認していただいた後、県知事の認証を受けることになります。
認証を受けた地籍図と地籍簿は、その写しが登記所に送付されます。

 

Q:地籍調査の進ちょく状況は?

A:みよし市では約48%、愛知県は約13%、全国では約52%の地域において地籍調査などが完了しています。なお、みよし市において地籍調査と土地改良・土地区画整理事業などの国土調査法第19条第5項の指定面積を含めると約76%が完了しています。
(平成29年度末現在)

 

Q:地籍調査にはどのくらいの期間を要するのか?

A:みよし市では調査着手から登記完了まで一地区あたり3年から4年間かかります。

 

Q:地籍調査はだれが行うのか?

A:みよし市が実施します。なお、調査実施については、地域の皆さんの積極的なご協力をお願いしています。土地所有者の費用負担はありません。しかし、地籍調査実施期間中に、その区域内にある土地を地籍調査とは別に測量などを行う経費は自己負担となります。

 

Q:地籍調査の法的根拠は?

A:地籍調査は国土調査の一種で「国土調査法」(昭和26年6月1日法律第180号)に基づいて実施しています。

 

Q:地籍調査の実施単位は?

A:地籍調査は、約0.3キロ平方メートルから0.4キロ平方メートルの面積を一つの調査単位区域としています。

 

 

 

お問い合わせ

部署名:都市建設部道路河川課  

電話:0561-32-8020

ファクス:0561-34-4429

メールアドレス:dourokasen@city.aichi-miyoshi.lg.jp

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