みよし市ホームページ > まちの話題 > まちの話題 2012年11月 > 認知症講座・徘徊高齢者捜索(声かけ)模擬訓練(11月17日)
最終更新日:2023年5月16日
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認知症に対する理解を深め、見守り、いざというときに適切な支援が行えるようにしようと11月17日、明知下行政区を拠点に認知症講座・徘徊(はいかい)高齢者捜索(声かけ)模擬訓練が行われました。
明知下公民館で行われた認知症講座では、特別養護老人ホーム安立荘施設長の制野司(せいの・つかさ)さんを招き、認知症について講演。認知症の症状や認知症になった人との接し方、回想法と呼ばれる昔のおもちゃや生活品などを使って記憶を呼び起こし、認知症の進行を遅らせる方法などを話しました。参加者は、質問などをしたりして、制野さんの話を真剣に聞いていました。
徘徊高齢者捜索(声かけ)模擬訓練では、職員が徘徊する高齢者役になり、区内の設定されたルートを徒歩で徘徊。訓練が始まると、みよし安心ネットのメール配信や区内での放送が行われ、区内の住民に徘徊者の名前や特徴、服装を説明して捜索を呼び掛けました。放送を聞いた住民は捜索を始め、発見した人は徘徊者に名前や行き先を確認。目撃した人はその情報を通報するなどして、地域全体で訓練に取り組んでいました。
また、今回はGPS(全地球測位システム)も導入され、徘徊者の位置を常に送信するなど、捜索で高い効果を発揮することが分かりました。
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