みよし市ホームページ > まちの話題 > まちの話題 2016年3月 > 劇団I&I 第4回公演「兄帰る」(3月13日)
最終更新日:2023年5月16日
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2012年11月に旗揚げされ「泣いて笑って元気になれる」をキャッチフレーズに毎年公演を行っている「劇団I&I」。その第4回目の公演が3月11日から13日までの3日間、サンアートで行われました。今回の演目は、有名劇作家の永井愛(ながい・あい)さんの作品「兄帰る」。広告業界ともつながりが深く、先進的でおしゃれな生活をしている夫婦の家に、ある日突然、警察に連れられてホームレス姿の男がやってきます。その男は、ギャンブルにのめり込み、会社のお金を横領した上に失踪して以来、16年も音信不通だった夫の兄でした。世間体にとらわれる夫と正論を振りかざす妻のもとに、浪花節の姉が呼び出され緊急会議。兄の就職先をめぐって仲の悪い親戚同士に相談を持ちかけてしまい大騒動に。本音と建前、義理と人情、日本人の本質をあぶりだすホームドラマです。今回、会場をレセプションホールに移して行われ、演者が目の前で演じる個性的なキャラクターや臨場感あふれる舞台に観客は話の中に引き込まれている様子でした。観客の一人は「目の前の演者の息遣いが聞こえ、表情もしっかりと見ることができたのでとても迫力があり、楽しかったです」と話していました。
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