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最終更新日:2016年2月23日

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第2回みよし市福祉・医療・介護長期構想策定会議結果

次の附属機関などの会議を下記のとおり開催した。

附属機関などの名称

みよし市福祉・医療・介護長期構想策定会議(第2回)

開催日時

平成27年10月1日(木曜日)午後1時15分から2時30分まで

開催場所

みよし市役所3階研修室1・2

出席者

松岡宏、木戸友二、新谷千晶、谷端浩明、鈴木睦子、

小林一夫、野々山勝利、児玉文子、梶原由美子

 

増岡総一郎(健康福祉部長)、小野田朗(健康福祉部次長)、

深谷真由美(高齢福祉課長)、加藤清二(福祉課長)、

松谷幸市(健康推進課長)、江坂良子(健康推進課主幹)、

廣瀬敏文(子育て支援課長)、溝口洋(みよし市民病院管理課長)、

岡田高行(高齢福祉課)、近藤隆彦(高齢福祉課)、

山村靖彦(株式会社サーベイリサーチセンター)

次回開催予定日

平成27年11月下旬

問合せ先

健康福祉部高齢福祉課 担当者名 岡田

電話 0561-32-8009

ファクス 0561-34-3388

メールアドレス kourei@city.aichi-miyoshi.lg.jp

下欄に掲載するもの

・議事録全文

要約した理由

 

会議経過

(1)ヒアリング結果について

事務局:資料1を説明

今回ヒアリングを実施するにあたり、障がい者福祉・子育て支援・介護・医療の各領域において、より多くの関連事業を実施している事業所を市内の代表的な事業所と捉え、各領域においてそれぞれ一事業所を選定し、ヒアリングの対象とさせていただくこととしました。

障がい者福祉に関しては、「社会福祉法人あゆみ会しおみの丘」様、子育て支援に関しましては、明知保育園、介護に関しましては「社会福祉法人おかざき福祉会みよしの里」様、医療に関しましてはみよし市民病院といたしまた。

実施日時等はおてもとの資料のとおりでございます。

ヒアリングの場において、各事業所からいただいたご意見等といたしましては、

「社会福祉法人おかざき福祉会みよしの里」様からは

・サービス担当者会議に医師にも参加して欲しいが、空いている時間が違うので頼めない。電話では伝えきれない情報もあるので、会議に参加して欲しい。

など、医療と介護の連携に関するもの。

・また、地域の中での助け合い等が皆に認識されるようになると良い。理念やビジョンを明確化して発信し、皆が共有できることが大切である。などの目指す将来像に関するご意見をいただきました。

「明知保育園」からは

・子どもの情報共有に課題があること。

・障がい児が安心して地域の医療の受けていくため、小さいころから地域の医療と関わりを持っていくための取組みが必要であること。

・看護師の常駐、市民病院近くへの移転、市民病院への児童の精神課の開設など、運営面、ハード面に関する意見がございました。

「社会福祉法人あゆみ会しおみの丘」様からは

・医療と一緒に会議を開催する。新しい事業所との連携の確保。などより一層の連携についてのこと。

・障がい者が高齢化した場合についての不安や、世帯全体をサポートすべきであること、などサポートする側の視点や意識のありかたに関すること。

・広報に「福祉のページ」を設けるなどして今以上に情報提供が必要、などのご意見をいただきました。

「みよし市民病院」からは

・担当者会議等に主治医が参加して話し合うことが大切。チームとして対応していくことの必要性が十分理解されていない、など多職種の連携に関する問題点。

・市がビジョンを示して、皆が共有していくことが大切。地域で支えていくことが重要になり、地域の人々の意識を高めていくことが必要、などの将来ビジョンに関するご意見がございました。

今後、これらの意見等を踏まえ、長期構想に反映させていく必要があると考えています。ヒアリングの結果につきましては、以上でございます。

新谷委員:そもそも、どういう目的でヒアリングを行ったのでしょうか。どのような内容を聞いたのでしょうか。また、この結果はどのように活用されていくのでしょうか。

事務局:ヒアリングの目的は、現場の状況をお聞きすることと、連携についてのご意見をお聞きすることにあります。ヒアリングの結果は、それぞれの施策に反映できるものは反映していくという考えで実施しました。

小林委員:施設ばかりヒアリングしているが、もっと幅広い対象にヒアリングをするべきではないかと思います。

部長:今回のヒアリング調査は、このような形で結果としてまとめますが、この他にも、市長と語る会が今後実施されていくので、そうした機会も市民のみなさんのご意見をお聞きする場としていきたいと考えています。また、その他にも、パブリックコメントを募集していきたいと考えています。

小林委員:市長と語る会で話しあうのであれば、テーマに関する施策やビジョンが事前に公表されているべきだと思います。その場で説明されても意見など言えません。やり方を工夫しないと市民の意見は事実上反映されないと思います。

部長:現状では先ほど申し上げたような考えでしたが、一度検討させていただきます。

松岡委員:各課のこれまでの取り組みの経緯や、各課の施策によって様々な問題が解決されてきた歴史もあるので、そうしたものを無視して新しいビジョンをつくるのはどうかと思います。

部長:今のお話は、この後の議題である長期構想の話をさせていただく中でも触れさせていただきたいと思います。

 

(2)福祉・医療・介護長期構想の全体構成、骨子について

事務局:資料2-1~2-3を説明

資料2-1は、長期構想の全体構成を示したものとなっています。

最上段の欄に「長期構想とは」とありますが、これにつきましては、3項目を挙げました。一つ目が「長期的な施策の方向性を示すもの」であります。個々の計画だけでは掴みづらい、みよし市の将来像を明らかにしていくものと位置づけました。二つ目が「安心して暮らせる地域をめざすもの」であります。これは、子どもから高齢者まで、全てのライフステージの段階において、安心して暮らせる地域の実現を目指すものであります。三つ目は「あらゆる資源の活用をめざすもの」であります。地域に根ざした各種資源を発掘し、支援し、ネットワーク化して行こうというものです。

次に、中段の欄の「長期構想が目指すもの」でございます。「生まれてからずっと、安心して暮らせるまち」の実現をこの長期構想が目指すものとして位置づけ、後ほどご覧いただく、骨子では、子ども・子育て家庭、障がい者、高齢者それぞれについて、これからのみよし市の取り組むべき姿をイメージして記載しました。

「生まれてからずっと、安心して暮らせるまち」には地域包括ケアの実現が不可欠と考え、「みよし市が目指す地域包括ケア」を示させていただきました。

具体的には、「住み慣れた地域での生活を支える」こと、「すべての市民が安心してくらせる」こと、の二点を挙げさせていただきました。また「地域包括ケア」の考えが、一般的には高齢者に限定されるというイメージがあるため、あえて本市では「生涯地域包括ケア」という呼び方をさせていただきました。

次に、地域包括ケアの実現のための、「基本的な考え方」でございます。「長期構想を進める基本的な考え方」の1点目は「自助・共助・公助のネットワークづくり」です。従来の行政による福祉サービスや介護保険などの社会保険制度等による「公助」だけでなはく、自らの健康管理(セルフケア)など自分で行う「自助」、地域活動やボランティアなどによる助けあいである「共助」が一体となって、地域包括ケアを推進していくというものです。

2点目の「福祉・医療・介護の連携強化」については、第1回目の会議でもお示しした三分野の連携に関するものです。

「基本的な考え方」に基づき、目指すべき方向を「長期構想の体系」として、三本の柱を設けました。その三本の柱ごとに、骨子ではそれぞれ実現していくための具体的な方向性を示していきます。

一本目の柱は、「セルフケアを推進し、健康長寿をサポート」するというものです。そのために、骨子の中では、「健康づくりへの理解を深め」ること、「自分でできる生活習慣の改善に取り組」むこと、「予防を重視し「健康寿命の延伸」を実現」すること、としています。二本目の柱は「地域の助け合いで、安心生活をサポート」するというものです。具体的には、「地域福祉を担う人を育て」ること、「多様な地域活動を育て」ること、「多様な相談に対応」することを、骨子では目指すものとしています。三本目の柱は「福祉・医療・介護が連携してサポート」するというものです。「方向性を明確にして共通理解を形成」すること、「専門職どうしの顔が見える関係づくりをサポート」すること、「連携を進めるためのしくみをつく」ることを目指すものとしました。以上が長期構想の全体構成であります。

資料2-2をご覧ください。

資料2-2では先ほどお示しした全体構成にもとづき、骨子として具体的な内容を記述したものとなっています。骨子の内容につきましては、さる7月28日の第1回長期構想策定会議において、説明させていただきましたことと、内容的には重なる部分もございます。1枚おめくりください。この頁は、長期構想の目次となるものです。今回の長期構想では、全体の構成を、「第Ⅰ章 長期構想の考え方」、「第Ⅱ章 長期構想の背景」、「第Ⅲ章 長期構想(各論)」の三章からなるものとして進めています。資料1ページ目をご覧ください。「長期構想とは」でございますが、長期構想を定義づけるものとして、3項目を挙げました。一つ目が「長期的な施策の方向性を示すもの」であります。現在策定されているそれぞれの領域における個別の計画では十分に説明されているとは言いがたい、施策の総合的な成果としてのみよし市の将来像を示すものとして、長期構想を位置づけます。二つ目が「安心して暮らせる地域をめざすもの」であります。全ての市民が住み慣れた地域において、福祉・医療・介護の多様なサービスを利用し、安心して暮らし続けていける地域の実現を目指すものとしました。

資料2ページをご覧ください。

3つ目の項目の「あらゆる資源の活用をめざすもの」とは、地域で展開されている様々な活動を、地域で暮らし続けていくために必要な資源として見直し、自助・共助・公助のネットワークに取り込んでいくことを目指すというものです。なお、下段のイメージ図につきましては、NPOの位置づけが明確になっていないとのご意見をいただきましたので、社会福祉協議会などの類似団体ともあわせて、表現方法について再度検討したいと考えております。

資料3ページをご覧ください。

ここでは、将来人口からみたみよし市の状況を記載させていただきました。この表から明らかになるのは、みよし市では、2040年まで、一貫して人口は増え続けるが、年少人口はすでに減少期に入っていること。逆に65歳以上の高齢者人口は増加し続け、20年後の2035年には、4人に一人が高齢者となり、2040年には高齢者人口が現在の2倍になると推計される、ことなどです。そのため、長期的な視点を持った施策を展開していくための“羅針盤”となるものが必要と考えました。

資料4ページをご覧ください。

先ほどの資料2-1の長期構想全体構成において、「生まれてからずっと、安心して暮らせるまち」の実現を、この長期構想が目指すものとして位置づけました。このページでは、「生まれてからずっと、安心して暮らせるまち」についてのイメージを全ての市民及び、子どもや子育て家庭・障がい者・高齢者それぞれに記載してございます。<全ての市民にとっては>、ライフステージに沿って、心身とも健やかな成長、健康づくりによる健康寿命の延伸、疾病の発症予防と重症化予防を通じて、一生涯を通じての健康づくりのまちをイメージしています。<子どもや、子育て家庭にとっては>、「自己肯定感を持ち、自ら生きる力のある子」をめざす子ども像とし、安心して子育てができるまちをイメージしています。<障がい者にとっては>、一人の市民として地域で自立し、地域生活に積極的に参加し、主体的な役割を果たすことができるまちをイメージしています<高齢者にとっては>、住み慣れた家で安心して生活できるだけでなく、社会とのふれあいや生きがいを持つことによる生活の質の向上をイメージしています。

資料5ページをご覧ください。

「生まれてからずっと、安して暮らせるまち」には地域の持つ力の活用が欠かせないものと考え、「みよし市が目指す生涯地域包括ケア」を示させていただきました。上段では、一般的に国によって示されている高齢者に関する地域包括ケアの定義を示しています。地域包括ケアとは、「住まい」を基本に、「生活支援」と「福祉」さらに「医療・看護」、「介護・リハビリテーション」、「保健・予防」を地域の資源を活用しながら支援していくものです。下段では、地域包括ケアでイメージする地域像が、地域で生きる全ての人に当てはまる普遍的なものであると考え、みよし市では敢えて、高齢者に限定したものでないことを明確化するために「生涯地域包括ケア」と表現しています。

資料6ページでは「生涯地域包括ケア」の概念を図示いたしました。地域における暮らしは、医療や保険といったフォーマルな支援のみで成り立つものではありません。地域住民、ボランティア団体、NPO法人や民間企業といった多様な担い手によるインフォーマルな支援と併せた、地域全体で支え見守る仕組みをイメージしたものとなっています。

資料7ページをご覧ください。

ここでは、「長期構想を進める基本的な考え方」を提示し、その1点目としまして、「自助・共助・公助のネットワークづくり」を挙げました。行政による福祉サービスを中心とした「公助」を中心とした従来型の考え方から、自分でできることは自分でする「自助」、特に、自らの健康管理(セルフケア)を重要視し、ともに助けあえることは助けあう「共助」と併せて「公助」によるネットワークを充実させて行こうとするものです。

資料8ページをご覧ください。

この頁では、「基本的な考え」の2点目となる「福祉・医療・介護の連携強化」について記載しました。各領域でのサービスが、利用者の視点に立ち、連携してサービスを提供していくためには、目指す方向・姿についての共通理解を形成していくこと、各専門職間の関係の緊密化、連携を進めるための仕組みづくりが肝要と考えます。中段の図につきましては、前回の会議でもお示しさせていただいた考え方と概要を一部補足して、再度記載させていただいたものです。

資料9ページをご覧ください。

この頁では、「長期構の期間と各計画との関連性」について、説明を行います。長期構想の期間につきましては、前回の会議で説明させていただきましたとおり、20年先を見通したものとして、平成28年度から平成47年までの20年間とします。個別領域ごとの各計画については、こちらも前回の説明のとおりの図となっており、比較的短期でのビジョンを作成するものとなっています。

資料10ページをご覧ください。

資料2-1の全体構成で示しました、「長期構想の体系」として三本の柱を設けました。一本目の柱は、「セルフケアを推進し、健康長寿をサポート」するというものです。内訳として、「健康づくりへの理解を深め」ること、「自分でできる生活習慣の改善に取り組み」をすること、「予防を重視し、「健康寿命の延伸」を実現」するというものです。ここでは主に、「自助」を中心として実践していこうとするものです。二本目の柱は「地域の助け合いで、安心生活をサポート」するというものです。こちらに関しましては、「地域福祉を担う人を育て」ること、「多様な地域活動を育て」ること、「多様な相談に対応」することを目指すものです。この部分では主に「共助」に相当するものが中心になると考えます。三本目の柱は「福祉・医療・介護が連携してサポート」するというものです。ここでは、主に「公助」に関するものが中心となり、具体的な内容として、「方向性を明確にして共通理解を形成」すること、「専門職どうしの顔が見える関係づくりをサポート」すること、「連携を進めるためのしくみをつく」ることを目指すものとしました。以上が「第Ⅰ章 長期構想の考え方」となります。

資料11ページをご覧ください。

ここからは「第Ⅱ章 長期構想の背景」となります。長期構想を必要とする背景といたしまして、大きく3点に分けて記載してあります。1点目は「みよし市の将来像の見える化が必要」ということです。現在の各個別の計画だけでは、みよしが将来どのようなまちになっていくのかを示すまでには至っていないというものです。市民が安心して暮らしていくための、将来像を示す必要があると考えます。2点目は「みよし市独自の生涯地域包括ケアをめざす」ということです。高齢者の介護だけに限らず、子どもから高齢者、障がいを持った方も、安心して地域で住むことが可能となるような、みよし市の目指す生涯地域包括ケアの意識共有が必要です。3点目は「福祉・医療・介護の連携が十分とはいえない」ということです。ヒアリングの結果等を通じても、現状の、福祉・医療・介護の連携では、必ずしも十分な情報の共有がされているとはいえないことが明らかになりました。

1枚おめくりください。資料12ページからの「分野別施策の方向性」については、前回の会議でも説明をさせていただいたものを一部重複する内容となっています。

内容につきましては、各所管課から再度説明させていただきます。

「①高齢者福祉」 高齢福祉課長 説明

「②障がい者福祉」 福祉課長 説明

「③子ども・子育て支援」 子育て支援課長 説明

「④健康づくり」 健康推進課長 説明

資料15ページ以降は、第Ⅲ章となります。

現時点では空白となっていますが、この章では、資料10ページで説明をいたしました「長期構想の体系」の三本の柱に関するそれぞれの内訳となる項目について、具体的な内容を見開き1ページ程度にして記載していきます。

次に資料2-3をご覧ください。

この表は、福祉・医療・介護に関係する各所管課において、主に各領域間での連携を中心として、具体的な内容や連携後の姿を明らかにするために取りまとめたものです。今後は、ここで挙がってきたものを含めて、第Ⅲ章長期構想(各論)を作成していくことになります。説明は以上となります。

木戸委員:「生涯地域包括ケア」という言葉を使っていますが、市民にとってはわかりにくい言葉なのではないでしょうか。安心して暮らせるまちというテーマを重視しているので、「安心して暮らせるまちみよし:地域包括ケア」などと、わかりやすい表現を再検討してほしいと思います。

部長:「生涯」と言うと、仕事なども地域で完結するようなイメージになってしまいますので、ここは再検討したいと思います。

木戸委員:「地域」というのは、どう捉えたらよいのでしょうか。

事務局:介護保険事業計画で定めている日常生活圏域は、現在は全市で1圏域となっていますが、今後は3圏域にする考えです。「地域」とは、日常生活圏域と同様となることをイメージしています。

部長:高齢者については、日常生活圏域を「地域」とするイメージでよいが、他の分野では整理して捉えるべきかと思います。

新谷委員:前回の会議での話し合いの結果、地域包括ケアシステムは高齢者だけのものではなくてよいのではないかと解釈しています。みよし市では、すべての市民を含めて捉えていくということでよいのではないかと思います。したがって、「みよし市版地域包括ケアシステム」という表現で趣旨はわかると思います。また、この長期構想は、市が必要だと言い出したので、市としては何が必要で、今のままでは何がどう問題になるのかを示してほしいと思います。今回の案にも一部記載はされていますが、みよし市の課題ではなく全国的な課題であるように見えます。

小林委員:この長期構想は、総合計画にうたわれているのでしょうか。

部長:総合計画では、まだうたわれていません。

小林委員:「生涯地域包括ケアシステム」といっていますが、今後ますます健康な高齢者が担っていく役割が多くなると思います。そうした部分を記載していく必要があるのではないかと思います。

木戸委員:認知症予防や認知症対策が記載されていてもよいのではないでしょうか。

谷端委員:認知症予防について、今、世の中ではこういう方向にあるというようなことを記載していくべきではないでしょうか。また、資料2-1の10ページに記載されている「Ⅰ-1健康づくりへの理解を深めます」とは、どういうことを意味しているのでしょうか。

事務局:具体的な内容はこれからですが、運動や食生活など、健康によいとされていることの理解を促す内容が含まれます。

松岡委員:現場としては、認知症についてはかなりやっていると思っています。宣伝が足りないのかもしれません。

松岡委員:総論部分ですが、資料2-1の5ページに記載されているイメージは、みよし市のみで完結させられないので、足りないところは広域連携で行うという視点が必要だと思います。また、13ページでは、子どもの人権を尊重する視点を念頭に置いていただきたいと思います。国の方向性のみではなく、子どもの人権を尊重してほしいと思います。

鈴木委員:認知症や障がい者福祉については、生涯教育だけでなく学校にも出向いてやっています。少しずつ理解が進んできていると思います。そうした現状を施策にも活かせたらよいと思います。

児玉委員:母親が働くことを重視しすぎると、子どもの健康が心配になるので、子どもの人権の視点は大切だと感じました。社会にはいろいろな人がいることを理解して学んでほしいと思います。

梶原委員:保育園の立場から発言させていただきますが、子どもが育っていくために必要なことを大切にしたいということはいつも感じていることです。そうした方向性であってほしいと思います。今の子どもが、この長期構想の20年後には成人するので、その子たちが幸せになれるような構想をめざしてほしいと思います。

部長:各課が、分野別の各計画で検討しているので、この長期構想をなぜ作るのかがはっきりしていない点だと思います。長期構想案(資料2-1)の3ページに人口推計を記載していますが、10年後には75歳以上の人口が倍増する見込みであり、福祉・医療・介護の連携体制の確立について早急に考えていかなければならないという問題意識があります。さらに、個別計画での推進だけではなく、今は無い機能として、各分野の連携の中で新たな拠点施設機能が必要なのではないかと考えています。

 

(その他)

事務局:次回は、11月30日から12月4日頃で検討しています。詳細は後日お知らせいたします。

 

お問い合わせ

部署名:福祉部長寿介護課  

電話:0561-32-8009

ファクス:0561-34-3388

メールアドレス:choju@city.aichi-miyoshi.lg.jp

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