平和を紡ぐつどい(9月9日)

更新日:2024年12月24日

9月9日、カネヨシプレイスで平和を紡ぐつどいが開催されました。このつどいは、これまで引き継がれてきた悲惨な戦争の記憶と戦没者を追悼する思い、平和が続くことを願う思いを未来へ紡いでいくことを目的に実施。従来の戦没者追悼式を新たに二部形式に分けて開催されました。第一部は「戦没者の追悼」。初めに小山祐(おやま・たすく)市長が「戦争の悲惨さ、平和の尊さについて考え、これを後世に引き継いでいくことは私たちの使命です」と、続いて遺族を代表してみよし市遺族会会長の鈴木隆(すずき・たかし)さんが「今日の平和と繁栄は、尊い命の礎に築かれていることを決して忘れてはなりません」と追悼のことばを述べました。参加者は先の大戦で祖国のために命を落とされた330柱の英霊をしのぶとともに、平和への願いを込めて厳かに花を捧げました。次に第二部は「平和を紡ぐ」。初めに令和4(2022)年9月に宣言された「みよし市非核平和都市宣言」を、中学生平和学習広島派遣団の団員の皆さんが読み上げました。続いて派遣団員を代表して中学生の2人が、8月に行われた広島派遣を通して感じたことなどを報告。最後に国立広島原爆死没者追悼平和祈念館被爆体験伝承者の高橋哲男(たかはし・てつお)さんによる被爆体験伝承講話では、被爆者から受け継いだ被爆体験や平和への思いが伝えられ、参加者は真剣なまなざしで講話を聞いていました。レセプションホールでは平和を紡ぐパネル展「サダコと折り鶴」も同時に開催。広島平和記念資料館からお借りした原爆被害の実態と平和の大切さを伝えるパネルが展示され、多くの人が足を止めて見入っていました。このパネル展はサンライブ1階ギャラリーにて9月20日まで開催されています。

受付に来ている参加者、参加者の対応をしているスタッフを写した小ホール前に設置された戦没者追悼式の受け付けでの写真
祭壇の前に立ち追悼のことばを述べる小山市長の写真
白やピンクの花が飾られた祭壇の前で追悼のことばを述べている遺族会鈴木会長の写真
献花台に白い花を献花している女性の参加者2名の写真
献花台に献花している制服を着た中学生達の写真
ステージ上に祭壇が設けられ、「平和を紡ぐつどい」と書かれた横断幕と日の丸が掲げられている戦没者追悼式全体の様子を観客席の後方から写した写真
ステージ上で横一列になり「みよし市非核平和都市宣言」を読み上げる中学生の皆さんの写真
演台で中学生平和学習広島派遣の報告をする南中学校3年小島さんの写真
演台で中学生平和学習広島派遣の報告をする三好中学校3年秋元さんの写真
ステージ上の被爆体験者の方の写真が映し出された大きなスクリーンの前に高橋哲男さんが立ち、被爆体験伝承講話が行われている写真
スーツ姿の講師、高橋哲男さんが講和している写真
観客席に座り講話に聞き入る参加者達の写真
平和を紡ぐパネル展で、ボードに展示されている資料を見ている来場者の方達の写真
来場者たちが、テーブルの上に並べられている資料を見ている写真
パネル展に設置された平和に関する読み物がテーブルの上に並べられている写真

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