みよし市ホームページ > セアカゴケグモに注意してください
最終更新日:2020年3月10日
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セアカゴケグモは、熱帯・亜熱帯などに分布する有毒のクモです。
沖縄県以外の日本では確認されてませんでしたが、平成7年に大阪府内で初めて確認されて以降、全国各地で多数発見されています。
愛知県内においては、平成17年8月19日に中部国際空港敷地内で発見されました。
以降、愛知県内においても分布を広げ、各所において多数の発見報告が寄せられています。
セアカゴケグモを発見した場合は、下記の事項にご注意いただくようお願いします。
(愛知県津島保健所 撮影)
◆雌の特徴
成体の雌は体長(脚を含まない。)約1cm、脚が長く、腹部が球形で大きい。
光沢のある黒色又は暗褐色を基調とし、腹部の背面に赤色の砂時計模様又は鼓模様がある(腹部背面の赤色模様については、個体変異が大きい)。
◆雄の特徴
成体の雄は体長約3~5mm、腹部は白を基調として2本の黒い縦縞がある。
※基本的には非常におとなしく、攻撃的なクモではありませんが、素手で触ったり、捕まえたりした場合、かまれることがあります。
驚かせると死んだふりをして動かなくなることがありますので、注意してください。
日当たりがよく暖かい場所、昆虫等のえさが豊富な場所、適度な隙間がある場所を好みます。
(例)
・側溝の内部や、その網蓋のすき間
・フェンスの基部
・花壇のブロックの内部
・墓石のすき間
・自動販売機やエアコン室外機などの機器と壁とのすき間
咬まれたときは、咬まれた箇所を水で洗い、患部を冷やしてください。多少の出血がある場合でも、止血せず、患部を冷やしながら、早急に医療機関を受診してください。
咬んだクモを殺虫剤等で駆除した後、その死体を持参して受診すると、適切な治療に繋がります
(セアカゴケグモは、特定外来生物に指定されているため、生きたまま移動させることは法律で禁止されていますので、必ず死体を持ち込むようにしてください。)
咬まれた場合、針で刺されたような痛みを感じ、その後、咬まれた場所が腫れたり、熱く感じたりします。症状が出るのが遅い場合もありますので、気を付けてください。
症状のピークは3~4時間で、数時間から数日で軽快しますが、場合によっては脱力感、筋肉痛、頭痛等の全身症状が現れることがありますので、必ず医療機関を受診してください。
・セアカゴケグモを見つけても、素手で触ったり、捕まえたりしないでください。駆除する場合は、市販されている殺虫剤による駆除や靴で踏みつぶす等の方法が有効です。
・屋外で作業をする際は、軍手などの手袋を着用しましょう。
・クモの生息しやすい場所は、定期的に清掃を実施し、クモが住みづらい環境にしましょう。
・本来は熱帯、亜熱帯地域に生息するクモですので、気温が低い時期は自販機の裏など、温度が高くなりがちな場所は注意しましょう。
絶対に素手で触らないようにしてください。見つけた場合は、市販の殺虫剤や靴で踏みつぶす等の方法で駆除してください。
卵が入っている卵のうには殺虫剤の効果がありませんので、箸等で巣から取り出し、靴で踏みつぶす等の方法で駆除してください。