みよし市ホームページ > まちの話題 > まちの話題 2013年10月 > 徘徊(はいかい)高齢者捜索模擬訓練(10月26日)
最終更新日:2023年5月16日
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認知症に対する知識を深めるとともに、地域で見守りながら、いざというときに適切な支援を行えるようにしようと10月26日、福谷行政区を拠点に、黒笹行政区・莇生行政区・高嶺行政区・あみだ堂行政区の北部地区が合同となって徘徊高齢者捜索模擬訓練が行われました。初めに講演が行われ、社会福祉法人翔寿会の村松賢治(むらまつ・けんじ)さんが認知症の症状や認知症の人との接し方について身ぶりを加えながら分かりやすく解説。また、豊田警察署の職員からは、家族などが行方不明になった場合に、実際に警察で行われる手続きが発表されると、参加者たちはメモを取りながら熱心に話に耳を傾けていました。講演の後は、指定されたルートを徘徊する人に声を掛ける班と、みよし安心ネットのメールや区内放送をもとに探す捜索班に分かれ訓練を開始。みよし安心ネットや区内放送から、徘徊高齢者の名前や特徴、服装などの情報を聞いた住民は、徘徊高齢者を見付けると、目線を合わせながら優しく名前や行き先を聞いたり、徘徊者を目撃した人はその情報を通報するなど、地域全体で訓練に取り組みました。参加した女性の一人は「徘徊高齢者を探すことの難しさを知りました。これからも地域全員で見守っていくことの大切さを実感しました」と話していました。
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