みよし市ホームページ > まちの話題 > まちの話題 2013年11月 > 企業に絵画が採用された福祉施設利用者への記念品授与式(わらび福祉園)(11月19日)
最終更新日:2023年5月16日
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みよし市内と豊田市内にある福祉施設の利用者が描いた絵画が、刈谷市の建設会社の工事用フェンスなどに採用されることになり、それを記念して記念品授与式が11月19日、市内の障がい福祉サービス事業所わらび福祉園で行われました。障がいがある人たちの才能の可能性を多くの人たちに知ってもらおうと、九州を拠点に活動を展開するだんだんボックス実行委員会の愛知県支部長であり、愛知県で障がいを持つ人たちの絵を地元の企業に採用してもらい、社会進出の援助を行う須藤伸枝(すどう・のぶえ)さんが代表を務める一般社団法人だんだんアティックアートの取り組みに、絵画に関心があり、地域に貢献したいと考えていた企業が賛同し実現したもの。今回採用されたのは、わらび福祉園の利用者で市内在住の宇平康之(うひら・やすゆき)さんと豊田市のオンリーワンの利用者で豊田市内に在住の深津敦史(ふかつ・あつし)さんの作品。授与式で採用企業から2人の原画をもとに作成した看板のレプリカと記念品がそれぞれ2人に手渡されると、一緒に訪れた家族や制作に携わった関係者から大きな拍手が送られました。わらび福祉園園長の熊谷かの子(くまがい・かのこ)さんが「広く皆さんから認められていることが実感できる今回の取り組みで、とても生き生きとした生活が送れるようになったと思います」と宇平さんの頑張りと今回の企画への感謝の気持ちを話しました。だんだんボックス実行委員会の委員で九州大学准教授の鵜飼哲矢(うかい・てつや)さんは「寄付による応援ではなく、アーティストとしての素晴らしい才能が看板という形で地域の皆さんの目に触れることで、地域で見守る環境ができることはとても素晴らしいことだと思います。こうした取り組みがもっと広がるように頑張りたいと思います」と笑顔で感想を話していました。
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