みよし市ホームページ > まちの話題 > まちの話題 2015年9月 > 「夢をはぐくむ あいち・モノづくり体験事業」陶芸体験(9月8日)
最終更新日:2023年5月16日
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子どもたち自身に働くことや生き方についての考えを深めてもらうために行われている「夢をはぐくむ あいち・モノづくり体験事業」の一環として9月8日、陶芸体験が天王小学校で行われました。6年生を対象としたこの講座に、104人の児童が参加。初めにみよし猿投古窯(さなげこよう)研究会の松浦喜七(まつうら・きしち)さんから、市内で発掘された陶器の話や当時の生活の様子、なぜこの地域で陶器の生産が盛んだったのかなどについて質問を交えて説明されると、子どもたちは「みよしには陶器の材料になる良い土があったから」や「窯を作るための斜面が豊富にあったから」などの意見を積極的に発表しながら、松浦さんの話を聞いていました。話を聞き終わると、実際に出土した陶器に触る体験をした子どもたちは大興奮。みよし猿投古窯研究会の会員や歴史民俗資料館の職員にさまざまな質問をしながら、興味深そうに土器を触っていました。その後、それぞれの教室に移動して粘土を使ったペンケース作りに挑戦。オリジナルの設計書を見ながらヘラを使って粘土を切り取ったり、貼り付けたりしながら、ペンケースを作製していました。参加した児童の一人は「設計書通りに作るのはなかなか難しかったけど、上手に作れたと思います」と笑顔で話していました。なお、子どもたちが作ったペンケースは、釉薬(ゆうやく)をかけて焼き上げた後、小中学校夢の作品展で展示されます。
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