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最終更新日:2023年9月14日
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9月9日、カネヨシプレイスで平和を紡ぐつどいが開催されました。このつどいは、これまで引き継がれてきた悲惨な戦争の記憶と戦没者を追悼する思い、平和が続くことを願う思いを未来へ紡いでいくことを目的に実施。従来の戦没者追悼式を新たに二部形式に分けて開催されました。第一部は「戦没者の追悼」。初めに小山祐(おやま・たすく)市長が「戦争の悲惨さ、平和の尊さについて考え、これを後世に引き継いでいくことは私たちの使命です」と、続いて遺族を代表してみよし市遺族会会長の鈴木隆(すずき・たかし)さんが「今日の平和と繁栄は、尊い命の礎に築かれていることを決して忘れてはなりません」と追悼のことばを述べました。参加者は先の大戦で祖国のために命を落とされた330柱の英霊をしのぶとともに、平和への願いを込めて厳かに花を捧げました。次に第二部は「平和を紡ぐ」。初めに令和4(2022)年9月に宣言された「みよし市非核平和都市宣言」を、中学生平和学習広島派遣団の団員の皆さんが読み上げました。続いて派遣団員を代表して中学生の2人が、8月に行われた広島派遣を通して感じたことなどを報告。最後に国立広島原爆死没者追悼平和祈念館被爆体験伝承者の高橋哲男(たかはし・てつお)さんによる被爆体験伝承講話では、被爆者から受け継いだ被爆体験や平和への思いが伝えられ、参加者は真剣なまなざしで講話を聞いていました。レセプションホールでは平和を紡ぐパネル展「サダコと折り鶴」も同時に開催。広島平和記念資料館からお借りした原爆被害の実態と平和の大切さを伝えるパネルが展示され、多くの人が足を止めて見入っていました。このパネル展はサンライブ1階ギャラリーにて9月20日まで開催されています。
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