みよし市ホームページ > まちの話題 > まちの話題 2023年9月 > 弁護士会による社会科一日教室(緑丘小学校)(9月12日)
最終更新日:2023年9月27日
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模擬裁判や弁護士の仕事について直接話を聞くことで児童のキャリア教育を推進することを目的に9月12日、緑丘小学校6年生を対象に弁護士会による社会科一日教室が行われました。この日、愛知県弁護士会西三河支部の松山剛久(まつやま・たけひさ)さん、室穂高(むろ・ほたか)さんが講師として来校。初めに、裁判官や裁判員、被告人、傍聴人など児童全員にそれぞれの役が割り振られ、用意されたシナリオを演じる模擬裁判を体験しました。フィクションの殺人事件を取り扱うシナリオながら、証人尋問や凶器に付着する指紋の証拠資料など実際の裁判に近いかたちで進行される模擬裁判に、児童らは緊張の面持ちで挑んでいました。次に、裁判官・裁判員役の児童らは別室に移動し、判決を出すための話し合いを実施。有罪か無罪か、また有罪の場合の刑罰の内容など、児童らは真剣な表情でそれぞれの意見を出し合っていました。その後、教室に戻り判決を宣告。判決について傍聴人や被告人役の児童らも自分だったらどう判決を行うかなど意見を発表。それに対し弁護士の二人は、懲役の考え方や裁判における弁護士の役割などについて話しました。最後に松山さんらから、弁護士になるための道筋や日々弁護士として心掛けていること、仕事内容などについて児童らに伝えられました。参加した児童の一人は「今まで身近に感じていなかった弁護士の仕事内容について知ることができて良かったです。模擬裁判では裁判官の信用を得るために、はっきりとした言葉遣いや態度を見せることが大事であることを学びました」と話していました。
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