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会議結果(第31回さんさんバス利用促進審議会)
次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。
附属機関等の名称 |
第31回さんさんバス利用促進審議会 |
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開催日時 |
平成23年2月14日(月曜日) 午前10時00分から午前11時30分まで |
開催場所 |
市役所西館4階402会議室 |
出席者 |
さんさんバス利用促進審議会委員: 伊豆原浩二(名古屋産業大学教授)、渡辺喜久(東海学園大学元助教授)、石原渉(区長会)、野々山勝利(民生児童委員協議会)、鈴木初枝(女性代表)、齋竹由美(子育てクラブ連絡協議会)、新谷千晶(特定非営利活動法人あいちNPO市民ネットワークセンター)、永井勝義(愛知県ITS 推進協議会地域対策部会)、小林裕之(愛知運輸支局)、松井圭介(愛知県地域振興部交通対策課 代理:井上)、大原義朗(愛知県豊田加茂建設事務所維持管理課)、齊藤和彦(愛知県豊田警察署交通課 代理:大野)みよし市:政策推進課長、事務局 |
問い合わせ先 |
政策推進部政策推進課 電話番号0561-32-8005 ファックス番号0561-32-2165 |
審議経過 |
≪議事≫ 1.会長あいさつ 来年度から国の補助金等の仕組みが大きく変わる。今回の議会で予算がどうなっていくのかわからないが、このさんさんバスも新しい仕組みの中で国の支援を受けながらうまく形を作っていけると良い。 さんさんバスは当初から、地域や全国から注目されてやってきた。今回少し見直しをして新たな仕組みで再出発をしたいと思う。 皆様の意見をいただいて目途を立てていきたい。忌憚のない意見をよろしくお願いします。 2.議題 (1)さんさんバスの路線再編について ≪事務局説明≫ 【会長】 ありがとうございました。まずは事務局提案以外の8箇所、1.~8.について検討したい。 【会長】 「6.あざぶの丘周辺」について、設置する乗合タクシー乗降場は高嶺地区と同じ、しおみの丘に接続することも検討する、ということか。 【事務局】 そうではなく、高嶺地区の接続先をあざぶの丘、莇生地区と同じにして、1地区ととして統合することを考える必要があるのではないか、ということである。高嶺地区については運行当時のアンケートではアイモール・ジャスコ三好店及び町民病院へ行きたいという要望が多かったため現在はしおみの丘と繋いでいる。ただ、この3乗降場が近い位置にあるため、高嶺地区住民の利用要望を踏まえた上で、三好ヶ丘駅方面への要望が多いのであれば、3乗降場を1地区として統合して、福谷バス停に接続してはどうか、ということである 【副会長】 今朝も旭4丁目から多くの方が浄水地区へ向かっていた。病院の時間に合わせた時刻が組まれるとよいと考える。9時前に病院にいけるとよい。 さつきちゃんについて、座席数が少ないが、いい雰囲気で譲り合いをしながら使っている。そのため、路線はなるべく変えないようにして欲しい 【会長】 具体的な時刻についてはこれから検討する予定か。 【事務局】 来年度利用状況や、豊田市おいでんバスとの結節の状況、豊田市ふれあいバスの状況を見ながら、現状の時間と結節する時間を加味しながら検討したい。 【副会長】 乗合タクシーのシステムは愛知県下でどれくらいあるか 【会長】 武豊町で検討を進めているようである。 【小林委員】 現在実際に運行しているのは飛島村、稲沢市くらいである。愛知県ではまだ少ない。 【副会長】 豊田市では自家用車で行けば5分で行けるところをバスで何十分も掛けて運行する、という話を聞く。それを思うとみよし市は良くできたシステムであると思う。 【会長】 みなさんが上手に使っている、ということもある。車のほうが便利なのは当たり前の話であるが、そのような中でも多くの人が使っている。一度利用してみると判ることも多い。 【井上委員代理】 「4.複合施設建設予定地周辺」について、これは新屋経由の星ヶ丘・豊田線の名鉄バスと結節するということか。 【事務局】 そのとおりである。ただ、今回のバス停設置の主目的は、あくまでも複合施設への接続及び郵便局の利用をしやすくすることであり、それに加えて名鉄バスと結節もする、ということである。 【会長】 この件に関しては、今後名鉄バスとの協議も必要になる。 名鉄バスとの関連についてはICカードのmanacaについても、今後検討する必要があるだろう。 【事務局】 ICカードについては、豊田市がおいでんバスで現在検討を進めているという話を聞く。豊田厚生病院でおいでんバスと接続することを考えると、さんさんバスについても研究の必要はあると考えている。 【永井委員】 ICカードについて、豊田市ではエコポイントの利用なども考えているようだ。ただ、実際に導入するとなると車載機の導入費用もかかる。豊田市の状況を見ながら検討を進めていくと良い。 【石原委員】 ドニチエコ切符や一日乗車券といったことについて検討する予定はないか。 【事務局 導入にあたりどこでどのように発券するか、またその人員はどうするか、といった問題がある。来年度、料金を検討する中で調査していきたい。 【新谷委員】 ますます生活に密着したルートになっていると考える。新たな住宅開発に対応するのは重要なことである。また、養護学校などへの接続については障がい者への支援という観点からも良いと思う。「6.あざぶの丘周辺」について、あざぶの丘周辺は新しい住宅地であり、高嶺地区は旧来の方が多く住む土地である。生活の状況が違うことが考えられるので、利用状況等をしっかり把握した上で、どういう接続がよいのか考える必要がある。 「8.山伏雇用促進住宅周辺」はこれまで公共交通がなかったので、この機会に対応するのはよいことだと思う。ただ、「3.グリーンステーション周辺」について、平池地区のタクシー乗降場がなくなってしまう、というのは心配である。乗降場等がなくなってしまう地区の方の意見をよく聞いて実施する必要がある。 【会長】 特に平池地区の方とはよく相談する必要がある。 【事務局】 昨年度平池地区は124人のタクシー利用があった。また、市内で2番目に高齢化率の高い地区である。そのあたりを含め区長さんともしっかりと話をさせていただいて、検討を進めていきたい。また、グリーンステーション周辺にバスが入れるか、という問題もあるため、そういった点についても今後検討を進めていく。 【会長】 それでは、まず改善部分の1.~8.についてはこの案でよいか。 <異議なし> 【会長】 それでは、続いて事務局提案の部分の検討に入りたい。 この新規路線は交流路線・生活路線のどちらが走るか、といった詳細は決まってないのか。 【事務局】 決まっていない。 【会長】 黒笹駅と三好ヶ丘駅間にはバス停はいくつ設置するのか。1箇所くらいなのか。 【事務局】 黒笹駅から三好ヶ丘駅間には住宅地や保育園もある。そのあたりも踏まえて検討を進めていく。 【大野委員代理】 2点、新ルートに通行禁止の規制がかかっている場所がないかを検討して欲しい。バス停の新設については、坂の頂上や交差点などの危険性のある点をはずして欲しい。 【副会長】 さんさんバスは細い道を通るが、歩行者にとって危険な部分もある。バスが増えるこのタイミングで、歩行者が安心して歩けるような整備をして欲しい。 【石原】 停留所を作るときに、自転車と接触しないようにして欲しい。 【会長】 自転車を乗る人のマナーということもある。また、民地空間の活用、ということも必要である。安全性については必ず協議を進めていってほしい。 【事務局】 調査をした上で、できる限り安全なバス停の確保に努めていく。 【会長】 黒笹から三好丘については事務局の案で検討を進めていく、ということでよいか。 <異議なし> それでは、今後、現地を見ながら検討を進めていただく、ということでよろしくお願いします。 (2)さんさんバス車内広告募集について ≪事務局より報告≫ 【新谷委員】 広告料は月1,000円なので、気軽に使える金額である。企業に限らず市民の方にも利用してもらえば、さんさんバスがより身近なバスになるのではないか。 【石原委員】 他に実施している市町の状況、料金は知っているか 【事務局】 他で実施している市町もあるにはあるが、数は多くない。あまり需要がないのではないかということを考え、1月1,000円という安い金額を設定した。 【永井委員】 バス停についても民の施設の中で快適な場所があるならば、安全性からもそういった場所を使ったほうが良い。民の施設内にバス停を設置し、そのバス停に広告を入れる、など行うと効果的な運用ができるのではないか。バス停への広告掲載も検討してはどうか。 【会長】 「広告」という言葉は止めてはどうか。「広告」だと宣伝、という部分が強く出てしまう。市民が誰でも気軽に使えるような言い方に変えると良い。「広告」に代わりどういう表現がいいのかはわからないが、1月1,000円でバス車内の場所を貸す、というような考えを市民にしてもらえるような表現が良い。 【事務局】 バス車内だけでなくホームページや広報においても同様に募集していく関係上、一括で要綱を作っているため「広告」という言葉を使っているが、要綱上はともかく、実際の名称については検討していきたい。 【会長】 それでは、その他という事でさんさんバス全般について何かありますでしょうか 【鈴木委員】 豊田厚生病院について、三好ヶ丘駅から利用する方はいないのか。 【事務局】 三好丘周辺に住んでいる方の中にはそういう利用もあると思う。ただ、みよし市の中・南部に住んでいる方にとっては、三好ヶ丘駅までバスで行き、そこから電車に乗り換えるというのは大変である。豊田厚生病院に乗り入れる必要性はあると考える。 【斎竹委員】 三好丘には小中学生が多い。今後複合施設ができたときに、図書館を利用するのにバスを利用することを考えているのではないか。そうなると夏休み、春休みに図書館を何度も利用することになる。そういったことを考えて期間限定の定期のようなものがあるとよい。 【会長】 岡崎市では図書館とコミュニティバスの連携、というような話が出ていた。いろんな施設との連携が図れるような仕組みを考えていくことが必要である。 【事務局】 施設としても公共交通を利用してもらえば駐車場などでメリットがある。岡崎市の状況も調査しながら検討したい。 【会長】 また、小中学生でも気軽にバスを使えるようにするチャンスがあるのは良い。みよしの子どもたちには「バス離れ予備軍」ではなく、「バス使い予備軍」になって欲しい。 【事務局】 小さいころからバスを使う習慣を身に着けてもらえるのは大切なことである。 【副会長】 バスの後ろに段がある。段の上の席には高齢者は乗りづらい。なるべく施設の玄関に近い場所にバスが停まれると良い。なるべく歩く距離が短い位置にバス停を設置して欲しい。 【野々山委員】 市役所の付近の路線が込み入ってくることが考えられる。次回、もう少しわかりやすいルートを提示していただき、無駄をなるべく省いた路線を考えていく必要がある。 【大原委員】 県道の管理者としては、バス停が新設されるということで、場所については安全を第一に考えていただきたい。また、移動に制約のある方のことを良く考えて位置を考えて欲しい。それから、みよし市は交通の結節点になるため、今後も人が集まってくることが考えられる。今後、公共交通だけでなく道路の整備等についても要望いただけたらと思う。 (3)その他 小林委員より「地域公共交通確保維持改善事業」についての説明及び「地域公共交通シンポジウム」の案内
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更新日:2025年04月08日