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三好大提灯まつりの歴史

みよし市の中心部にある三好稲荷閣で毎年行われる夏季大祭「三好大提灯まつり」。今では愛知有数のおまつりとして知られています。
ことの起こりは昭和2年、三好稲荷閣が愛知の新10名所(中日新聞社の前身である新愛知新聞社主催)の第2位に選ばれたことをきっかけに、三好下在住の野々山弥蔵氏が第2位選出と自分の還暦を記念した手造りの大提灯(当時、日本一の大きさでした)を奉納したことが始まりです。構想と設計に約半年、製作に1年数ヶ月を費やして、昭和4年の夏季大祭に奉納、そして点灯されました。
その後、昭和63年の町制30周年を記念して大提灯を新調。5年後の町制35周年時にさらに2基新調され、平成5年の夏季大祭からは3基の大提灯が境内に奉納され、大祭のシンボルとなっています。
なお現在、前夜祭・本祭ともに境内にはたくさんの露店が出店し、子ども囃子、棒の手でにぎわうほか、本祭のフィナーレでは花火が打ち上げられ、三好の夏の終わりを告げます。
大提灯の概要

- 当初制作のもの(昭和4年)
高さ:10.6メートル、直径:6.5メートル、重量:1,250キログラム、型:岐阜提灯型(当時日本一)
→ 昭和46年に張り替え(注意)現在のまつりでは掲げていません。 - 三好町制30周年記念として新調された提灯1基(昭和63年)
高さ:11.0メートル、直径:6.5メートル、重量:1,250キログラム、型:御所型(当時日本一) - 三好町制35周年記念として新調された提灯1基(平成5年)
高さ:11.0メートル、直径:6.5メートル、重量:1,250キログラム、型:御所型
更新日:2024年12月24日