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友好都市 長野県木曽郡木曽町
友好提携年月日
平成23年(2011年)10月29日
木曽町の紹介


木曽町は、平成17年11月1日に木曽福島町(きそふくしままち)、日義村(ひよしむら)、開田村(かいだむら)、三岳村(みたけむら)の4町村が合併して誕生しました。
長野県内の町村の中で最も広い面積を有し、「霊峰御嶽山」、「木曽駒ケ岳」、貴重な日本在来種の1つである木曽馬の里として知られる「開田高原」、「木曽義仲(源義仲)発祥の地」など、観光資源の宝庫です。
木曽町は、地域の自然や文化を大切に守りながら、全国に新たな木曽ブランドを発信し、住民参加の新しいまちづくりを進めています。
人口 |
約12,000人 |
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総面積 |
476.03平方キロメートル (みよし市面積のおよそ15倍) 総面積の90%を森林が占める |
標高 |
木曽町役場 774.8メートル 開田支所 1,108メートル |


みよし市と木曽町との交流経過と友好提携に至る経緯
私たちの住む「みよし」は古くから水不足に苦しみ、先人たちが小河川や百余りのため池からの引き水により、干ばつと闘った開拓の歴史を持っています。
水を熱望する農民の願いは、やがて木曽川水系の水資源を高度に利用する「愛知用水」の構想を生み出しました。
縁の始まり
昭和33年、愛知用水の要となる「牧尾ダム」建設のため、三岳村の和田・黒瀬地区の7戸が三好町高嶺地区に移住したのが、みよし市と木曽町の縁の始まりです。
その後、昭和36年にダムが完成。木曽の御嶽山の麓を水源とする「木曽の水」が、愛知用水により、みよしに絶え間ない流れとなりました。
この水は、農業用水として、さらには上水道や工業用水として活用され、農業近代化の促進や工業発展の基礎となり、今日のみよしを築く大きな力となりました。
三好町と三岳村の友好提携
愛知用水を縁として、昭和55年に三好町の野々山茂町長(当時)が、牧尾ダムがある三岳村を表敬訪問したことがきっかけとなり、三好町と三岳村の交流が始まりました。
その後、子ども会や婦人会、区長会などの各団体が相互交流を深め、昭和58年10月14日、三好町で三岳村との友好提携の調印を行いました。
以来、交流が重ねられ、平成3年と12年には、三好町が御嶽山の裾野にある37.8ヘクタールの森林を取得。
「三好町友好の森(現みよし市友好の森)」として整備し、多くの住民が友好の森を訪れ、除間伐体験を通して森や水資源の大切さについて学んでいます。


三岳村合併に伴う友好提携の白紙化
平成17年11月1日、三岳村は平成の合併により、木曽町という新たな自治体に生まれ変わりました。
これに伴い、旧町村単位での友好提携は一度白紙状態とすることとなり、三好町と三岳村の提携も解消されることとなりましたが、「三好いいじゃんまつり」や「産業フェスタみよし」への参加をはじめとした住民中心の交流は続きました。
みよし市と木曽町の友好提携
平成22年1月4日三好町はみよし市へと市制施行。同年2月に木曽町からみよし市に、長年の交流の状況を踏まえ、友好提携締結の申し入れをいただきました。
以後、両市町の議員交流会などを経て、平成23年10月29日、木曽町で「みよし市・木曽町友好提携調印式」が行われ、みよし市と木曽町の友好提携が締結されました。

義仲館(よしなかやかた)

そば畑

本州唯一の在来種・木曽馬

木曽地方の保存食「すんき」
(塩を使わず、乳酸菌だけで発酵させた漬物)

御嶽山(標高3,067メートル)
西暦 | 和暦 | 交流経過 |
---|---|---|
1958年 | 昭和33年 | 牧尾ダム建設のため三岳村から7戸が三好町高嶺地区に移住 |
1961年 | 昭和36年 | 牧尾ダムが完成し、愛知用水が通水 |
1980年 | 昭和55年 | 野々山茂(ののやましげる)三好町長が三岳村を訪問 |
1981年 | 昭和56年 |
和形正人(わかたまさと)三岳村長が三好町を訪問 子ども会、婦人会、区長会などの交流が始まる |
1983年 | 昭和58年 | 三好町役場で三好町と三岳村の友好提携を締結 |
1991年 | 平成3年 | 三好町が三岳村の約7.5ヘクタールの森林を取得 |
1994年 | 平成6年 |
この年は大渇水となり、三岳村から「御嶽の水」12,000本が三好町全世帯と、小中学校、保育園などに贈られた。 また、この年から三好いいじゃんまつりに三岳村の踊り連が参加。 |
2000年 | 平成12年 |
三好町が三岳村の国有林約30.3ヘクタールを取得し、「三好町友好の森(現みよし市友好の森)」とする |
2003年 | 平成15年 | 除間伐体験などを含む「友好の森ふれあいツアー」開始 |
2005年 | 平成17年 |
三岳村が木曽福島町、日義村、開田村と合併し、木曽町に。 友好提携は一度白紙になったが、住民同士の交流が続く |
2010年 | 平成22年 | 三好町が市制施行によりみよし市に |
2011年 | 平成23年 | 10月29日、木曽町で友好提携及び災害協定の調印 |
2021年 | 令和3年 | 小野田賢治市長が木曽町役場本庁舎・防災センターの竣工式に参列 |
友好提携10周年
令和3年10月29日に、友好提携および災害時における相互支援に関する協定の締結10周年を迎えました。
10周年を記念して、両市広報で特集が掲載されました。
広報みよし12月号特集 (PDFファイル: 471.5KB)
現在の主な交流状況
- 友好の森 (担当:産業課)
- 友好都市ふるさと交流事業 (担当:産業課)
- 産業フェスタみよし (担当:緑と花のセンター)
- 木曽町宿泊施設利用助成券の交付 (担当:産業課)
更新日:2024年12月24日