友好都市 長野県木曽郡木曽町

更新日:2024年12月24日

友好提携年月日

平成23年(2011年)10月29日

木曽町の紹介

青色で木曽町の「キ」をデザイン化した町章
みよし市と木曽町の位置が示されている愛知県と長野県の地図

 木曽町は、平成17年11月1日に木曽福島町(きそふくしままち)、日義村(ひよしむら)、開田村(かいだむら)、三岳村(みたけむら)の4町村が合併して誕生しました。

 長野県内の町村の中で最も広い面積を有し、「霊峰御嶽山」、「木曽駒ケ岳」、貴重な日本在来種の1つである木曽馬の里として知られる「開田高原」、「木曽義仲(源義仲)発祥の地」など、観光資源の宝庫です。

 木曽町は、地域の自然や文化を大切に守りながら、全国に新たな木曽ブランドを発信し、住民参加の新しいまちづくりを進めています。

木曽町の概要

人口

約12,000人

総面積

476.03平方キロメートル

(みよし市面積のおよそ15倍)

総面積の90%を森林が占める

標高

木曽町役場 774.8メートル

開田支所 1,108メートル

広い牧草地で7頭の馬が草を食べ、奥には木々や、薄っすらと雪が積もった大きな山が見える木曽町の風景写真
杉玉が下がっている店などが軒を連ねている木曽宿場の写真

みよし市と木曽町との交流経過と友好提携に至る経緯

 私たちの住む「みよし」は古くから水不足に苦しみ、先人たちが小河川や百余りのため池からの引き水により、干ばつと闘った開拓の歴史を持っています。

 水を熱望する農民の願いは、やがて木曽川水系の水資源を高度に利用する「愛知用水」の構想を生み出しました。

縁の始まり

 昭和33年、愛知用水の要となる「牧尾ダム」建設のため、三岳村の和田・黒瀬地区の7戸が三好町高嶺地区に移住したのが、みよし市と木曽町の縁の始まりです。

 その後、昭和36年にダムが完成。木曽の御嶽山の麓を水源とする「木曽の水」が、愛知用水により、みよしに絶え間ない流れとなりました。

 この水は、農業用水として、さらには上水道や工業用水として活用され、農業近代化の促進や工業発展の基礎となり、今日のみよしを築く大きな力となりました。

三好町と三岳村の友好提携

 愛知用水を縁として、昭和55年に三好町の野々山茂町長(当時)が、牧尾ダムがある三岳村を表敬訪問したことがきっかけとなり、三好町と三岳村の交流が始まりました。

 その後、子ども会や婦人会、区長会などの各団体が相互交流を深め、昭和58年10月14日、三好町で三岳村との友好提携の調印を行いました。

 以来、交流が重ねられ、平成3年と12年には、三好町が御嶽山の裾野にある37.8ヘクタールの森林を取得。

 「三好町友好の森(現みよし市友好の森)」として整備し、多くの住民が友好の森を訪れ、除間伐体験を通して森や水資源の大切さについて学んでいます。

みよし市友好の森マップが記されている立て看板の写真
苔が生えた大小の石が沢山あり、きれいな水が水しぶきを上げながら流れている川の写真

三岳村合併に伴う友好提携の白紙化

 平成17年11月1日、三岳村は平成の合併により、木曽町という新たな自治体に生まれ変わりました。

 これに伴い、旧町村単位での友好提携は一度白紙状態とすることとなり、三好町と三岳村の提携も解消されることとなりましたが、「三好いいじゃんまつり」や「産業フェスタみよし」への参加をはじめとした住民中心の交流は続きました。

みよし市と木曽町の友好提携

 平成22年1月4日三好町はみよし市へと市制施行。同年2月に木曽町からみよし市に、長年の交流の状況を踏まえ、友好提携締結の申し入れをいただきました。

 以後、両市町の議員交流会などを経て、平成23年10月29日、木曽町で「みよし市・木曽町友好提携調印式」が行われ、みよし市と木曽町の友好提携が締結されました。

通路左側の石柱に「義仲館」と書かれ、奥に義仲館の大きな門が見えている写真

義仲館(よしなかやかた)

一面に白い花が咲いたそば畑が広がっている写真

そば畑

周りを木々で囲まれた放牧地を、茶色い木曽馬が颯爽と駆け抜けている写真

本州唯一の在来種・木曽馬

ピンクの小皿に盛り付けられたすんきの写真

木曽地方の保存食「すんき」

(塩を使わず、乳酸菌だけで発酵させた漬物)

御嶽山頂上の鳥居に太陽の光が当たっている写真

御嶽山(標高3,067メートル)

みよし市と木曾町との交流経過の詳細
西暦 和暦 交流経過
1958年 昭和33年 牧尾ダム建設のため三岳村から7戸が三好町高嶺地区に移住
1961年 昭和36年 牧尾ダムが完成し、愛知用水が通水
1980年 昭和55年 野々山茂(ののやましげる)三好町長が三岳村を訪問
1981年 昭和56年

和形正人(わかたまさと)三岳村長が三好町を訪問

子ども会、婦人会、区長会などの交流が始まる

1983年 昭和58年 三好町役場で三好町と三岳村の友好提携を締結
1991年 平成3年 三好町が三岳村の約7.5ヘクタールの森林を取得
1994年 平成6年

この年は大渇水となり、三岳村から「御嶽の水」12,000本が三好町全世帯と、小中学校、保育園などに贈られた。

また、この年から三好いいじゃんまつりに三岳村の踊り連が参加。

2000年 平成12年

三好町が三岳村の国有林約30.3ヘクタールを取得し、「三好町友好の森(現みよし市友好の森)」とする

2003年 平成15年 除間伐体験などを含む「友好の森ふれあいツアー」開始
2005年 平成17年

三岳村が木曽福島町、日義村、開田村と合併し、木曽町に。

友好提携は一度白紙になったが、住民同士の交流が続く

2010年 平成22年 三好町が市制施行によりみよし市に
2011年 平成23年 10月29日、木曽町で友好提携及び災害協定の調印
2021年 令和3年 小野田賢治市長が木曽町役場本庁舎・防災センターの竣工式に参列

友好提携10周年

 令和3年10月29日に、友好提携および災害時における相互支援に関する協定の締結10周年を迎えました。

 10周年を記念して、両市広報で特集が掲載されました。

現在の主な交流状況

  • 友好の森 (担当:産業課)
  • 友好都市ふるさと交流事業 (担当:産業課)
  • 産業フェスタみよし (担当:緑と花のセンター)
  • 木曽町宿泊施設利用助成券の交付 (担当:産業課)

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