尾三消防本部による集団救急事故対応訓練(9月30日)

更新日:2024年12月24日

局地災害における集団救急事故に対応するため、効率的な部隊運用や関係機関との密接な連携、また迅速で安全・確実な救出救護活動を図ることを目的に9月30日、三好公園総合体育館で集団救急事故対応訓練が行われました。この訓練は、三好公園総合体育館で総合体育大会の開催中に震度5弱の地震が発生し、避難中の観客が将棋倒しとなり多くの傷病者が発生した状況を想定。尾三消防本部を中心に、各消防機関や医療機関、関係機関など合わせておよそ100人が参加しました。最初に119番通報で出動要請がかかり、先着隊が現場に到着すると、傷病者の状態に応じて身体に「緑、黄、赤、黒」のタグを付け搬送の優先順位を選別する「トリアージ」を実施。続いて応援要請を受けた消防隊や救急隊、医師により傷病者の救助活動や応急処置がされ、建物外に設置された応急救護所に一時的に搬送されました。また今回、みよし市消防団から11人が傷病者役として参加。救助される側の気持ちを推察するなど、どの参加者も自分の役割を確実に実行していました。訓練後に尾三消防本部の佐野耕三(さの・こうぞう)消防長は「集団救急事故では情報伝達力の優劣が鍵です。これを機に各機関との連携を再確認し、協力体制の更なる構築をするなど、実災害への対応力の向上に努めてください」と話していました。

屋内の階段の途中や下に倒れこんでいる数名の参加者の写真
地面の上に敷かれたブルーシートの上に座り手当をうける負傷者の役を演じる複数の参加者の写真
薄い体操マットの下に横たわり、重い物の下敷きになる人の役を演じている男性の写真
重い物の下敷きになった人を救助する訓練をしている3名の隊員の写真
1台のドクターヘリが地上近くを飛んでいる写真
屋外に設置された応急救護所と、その周りに集まっている大勢の隊員を高いところから撮影した写真
担架に乗せられた人が、複数の救急隊員によって救急車に乗せられる様子を写した写真
応急救護所の中で救助活動の訓練を行う複数の参加者の写真
帽子をかぶり制服を着た男性が、マイクスタンドに固定されたマイクを前に話をしている写真
大勢の訓練の参加者たちが建物の前の広いスペースに整列して並んで立っている写真

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