坂東玉三郎さん~お話と素踊り~(9月13日)

更新日:2025年09月24日

カネヨシプレイスで9月13日、人間国宝で歌舞伎俳優の坂東玉三郎(ばんどう・たまさぶろう)さんによる「お話しと素踊り」が開催されました。素踊りとは、派手な衣装や化粧を施さず紋服(もんぷく)姿で舞う踊りのこと。早逝(そうせい)した女性が月へ旅立つ物語を題材とした地唄「残月(ざんげつ)」にあわせ、玉三郎さんが妖艶で情感豊かな舞を披露し、観客を魅了しました。お話のコーナーでは、毎朝の習慣などをユーモアたっぷりに語り、会場からは笑いや拍手が起こるなど、和やかな雰囲気に包まれました。終演後には、玉三郎さんが舞った舞台に上がることができる体験ツアーが行われ、20人の参加者が足袋に履き替えて舞台に立ち、踊り手の気持ちを体感。参加者の1人は「舞台の様子や素材について知ることができ、勉強になりました。今後、歌舞伎や舞踊を観るときに、また違った視点で楽しむことができそうです」と話し、貴重な体験を喜んでいました。

トーク中の玉三郎さん
残月を舞う玉三郎さん
舞台に上がるツアーに参加された皆さん
舞台セットを眺める参加者たち

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