会議結果(第35回さんさんバス利用促進審議会)

更新日:2025年04月08日

次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。

第35回さんさんバス利用促進審議会の結果

附属機関等の名称

第35回さんさんバス利用促進審議会

開催日時

平成23年11月15日(火曜日) 午前9時00分から午前10時15分まで

開催場所

市役所西館4階402会議室

出席者

 さんさんバス利用促進審議会委員: 伊豆原浩二(名古屋産業大学教授)、渡辺喜久(東海学園大学元助教授)、酒井康一(区長会)、野々山勝利(民生児童委員協議会)、近藤とし已(老人クラブ)、新谷千晶(特定非営利活動法人あいちNPO市民ネットワークセンター)、永井勝義(愛知県ITS 推進協議会地域対策部会)、西尾和晴(国土交通省中部運輸局愛知運輸支局)、戸田智雄(愛知県地域振興部交通対策課 代理:森島)、伊勢村政明(愛知県豊田警察署交通課 代理:大野)みよし市:久野市長 鈴木政策推進部長、安藤政策推進部次長、藤根政策推進課長、廣瀬政策推進課長補佐、福井政策推進課主事

問い合わせ先

政策推進部政策推進課

電話番号0561-32-8005

ファックス番号0561-32-2165

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審議経過

 1.市長あいさつ

本日、皆様には、公私ともお忙しい所、みよし市さんさんバス利用促進審議会にご出席をいただき、誠にありがとうございます。

 多くの皆さんに、ご利用いただいている、さんさんバスも平成16年度の路線拡大から7年が経過しました。

その後、みよし市の状況も、新規道路の開通、住宅地の開発、大規模商業施設のオープンをする他、平成20年には隣接する豊田市浄水地区に大規模な病院が移転するなど、本市を取り巻く状況も変化しております。

そうした状況を踏まえ、さんさんバスの路線再編について検討を進めていただきました。

昨年度より2年に渡り、さんさんバスの増車を含むルートや利用者負担等について、審議いただいてまいりましたが、路線再編については、今回が最後の審議会となります。

来年度4月から、より多くの皆さまに利用していただけるバスとして運行できるよう、委員の皆さまには、ご検討いただきたいと思います。

最後になりましたが、委員の皆さまには、今後とも、さんさんバスの利用促進策について、色々な視点からご意見、ご尽力を賜りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2.会長あいさつ

みよし市のさんさんバスは県内で、先陣をきってスタートしました。バス運行開始後10年になります。さんさんバスは市民の足となっており、車と使い分ける形で定着しています。

来年度からバス車両を2台増やし6台体制となります。さんさんバスをより良いものにしていきたいと思いますので御協力をお願いいたします。

3.議題

(1)さんさんバスの路線再編について

【会長】

さんさんバス路線再編について事務局から説明をお願いします。

<事務局説明>

【副会長】

時刻表を見ると、9便から11便の黒笹駅発の便に関して、三好丘部分は生活路線と交流路線が重複しているため、発車間隔が10分前後となっています。そのために、乗り遅れると1時間待たないと次のバスが来ない状態になってしまいます。ラッシュの時間帯でもあり、不便ではないですか。

【事務局】

時刻表を作成するにあたり、現在の運行会社に実車による運行をしてもらいました。現在、ラッシュ時やアイモール・イオン三好店バス停での乗りこぼしの問題があります。今回提示させていただいた時刻表では、乗りこぼしが発生した場合も次の便を利用することができるものとしました。

【副会長】

黒笹発のバスによく乗りますが、乗りこぼしの問題は黒笹駅の時点ではありません。

【会長】

今回の再編によるルートの変更で、黒笹部分は生活路線が南側の路線を走るため、黒笹周辺での発車間隔の問題は発生しません。この問題は三好丘周辺に関してですが、三好丘地区にはループバスが運行しており、朝夕はループバスが担ってもらえるのではないでしょうか。むしろ、1路線しかない、南部のサービスレベルがどれだけ上がるかが問題になると思います。

運転手の労働時間・休憩時間等も時刻表作成には関わり、これらは経費にも影響してきます。こういったことを総合的に考慮した結果がこの時刻表ということでしょうか。

【事務局】

路線再編により、現状より1便の所要時間が20分ほど長くなります。現状の時刻表並みで作成すると、運転手の休憩時間が確保できない可能性があります。休憩時間を確保するために、朝夕の各4便、計8便については現状の休憩時間を11分から20分とし、それ以外を現状どおり11分の休憩時間としました。また、バス停間の区間時間についても、アイモール・イオン三好店など混雑が予想される場所については1分から2分長くとっています。病院や公用施設等の発着時間や乗りこぼしの対応を考慮した時刻表としています。

【会長】

昼間は休憩時間11分で大丈夫ですか。

【事務局】

運行会社の実車による運行の結果、問題ありませんでした。

【会長】

病院の受付時間等を優先に考えつつ、運転手の休憩時間などを考慮した結果このようになるとのことだと思います。

【副会長】

学校の登校時間帯と時刻表を合わせないといけないのではないですか。

【事務局】

三好高校についても現状の発着時刻とほぼ同時刻とさせていただいております。

【会長】

発着のずれの20分30分をずらしていくと、病院やサンアート等への対応が難しくなるのではないですか。

【事務局】

20分のずれで時刻表を考えると、現在の終発時刻をはるかにこえた23時を越えるものとなり、利用を見込めないこととなるため、便数を減らすことになります。出来る限り便数を増やす方向で考えています。

【西尾委員】

駅との接続はどうですか。

【事務局】

現状と変わりありません。

【会長】

公共施設や病院への発着時間を優先させると、この時刻表になるということです。どちらかの路線をずらせばできるが、どこを優先するかということです。

【新谷委員】

公共交通はすべての要望を満足させることは難しく制限があります。優先順位をつけ、我慢をすることも必要ではないですか。今回は利用状況から見て、病院への対応は必要だと思います。夜の交通手段が必要との意見も多いためこれらを優先させるべきではないでしょうか。

【会長】

利用者としての立場から、他の委員の方はいかがでしょうか。

【近藤委員】

福祉バスとして始まったバスです。やはり、病院への対応は必要ではないかと思います。また、夜の交通手段として利用できるため、便利になると思います。

【酒井委員】

病院への対応等、目標が達成できているのでいいのではないでしょうか。

【野々山委員】

利用者の多い病院の受付時間を配慮して時刻表は作成されているので、この時刻表で様子をみて考えていくのはどうでしょう。

【伊勢村委員代理】

安全面から見ても、運転手の休憩時間は考慮する必要があると思います。

【会長】

今回の時刻表は朝夕20分の休憩時間を作り配慮したものになっています。病院、アイモール・イオン三好店、ベイシア三好店など利用者の多い場所を優先し、また、運転手の安全確保を考慮すると、こういった時刻表にならざるを得ないのではないでしょうか。今後は市民の皆さんに、どういったことに重点を置いて作成したかの説明が必要になります。バス車両を6台に増車した結果、6便の増便としたことに対する意見が出ると思います。そういった意見を基に、より使いやすいバスへと変えていく必要があります。

それでは、この時刻表でよろしいですか。発車間隔等、さらに考慮できる部分は考慮してもらうということでどうでしょうか。

<異議なし>

これからは、利用促進策の議論も必要になります。何か意見ありますか。

【永井委員】

時刻表だけでなく、もう少しわかりやすい図面の作成や、店舗等でもPRしてもらうのはどうでしょうか。

【会長】

さんさんバスに関する感想等を広報に載せるなどして共有できたらいいのではないでしょうか。駅の掲示版等も利用できればいいと思います。

【事務局】

現在、名鉄三好ヶ丘駅、黒笹駅構内にはさんさんバスの時刻表がありません。時刻表を拡大したものを掲示していただけるよう進めております、さんさバスのPR方法についても、今後研究させていただきたいと思います。

【会長】

今後は、市民からの意見等から研究し、より利用しやすいバスにしていけると良いと思います。

それでは、これをもちまして、第35回さんさんバス利用促進審議会を終了致します。

この記事に関するお問い合わせ先

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