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会議結果(第34回さんさんバス利用促進審議会)
次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。
附属機関等の名称 |
第34回さんさんバス利用促進審議会 |
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開催日時 |
平成23年10月12日(水曜日) 午前10時00分から午後12時まで |
開催場所 |
市役所西館4階402会議室 |
出席者 |
さんさんバス利用促進審議会委員: 伊豆原浩二(名古屋産業大学教授)、渡辺喜久(東海学園大学元助教授)、酒井康一(区長会)、野々山勝利(民生児童委員協議会)、近藤とし已(老人クラブ)、鈴木初枝(女性代表)、藤根剛(みよし商工会)、新谷千晶(特定非営利活動法人あいちNPO市民ネットワークセンター)、永井勝義(愛知県ITS 推進協議会地域対策部会)、西尾和晴(愛知運輸支局)、戸田智雄(愛知県地域振興部交通対策課 代理:小椋)、大原義朗(愛知県豊田加茂建設事務所維持管理課)みよし市:鈴木政策推進部長、安藤政策推進部次長、事務局 |
問い合わせ先 |
政策推進部政策推進課 電話番号0561-32-8005 ファックス番号0561-32-2165 |
審議経過 |
≪議事≫ 1. 会長あいさつ バスの利用者は高齢者が多く、車に乗れなくなったらバスを使うといわれますが、バスを使えるのは元気であるからです。 さんさんバスはたくさんの人に使っていただいておりますが、より皆が使いやすい仕組みと出来るよう議論をお願いします。事務局から再編案、利用者負担、時刻表を作成する際のポイントについて説明がありますが、さんさんバスを、どう活用していくかを議論することが大事だと思います。 2. 部長あいさつ 本日、皆様には、公私ともお忙しい所、「みよし市さんさんバス利用促進審議会」に、ご出席をいただき、誠にありがとうございます。 路線再編について審議をいただいておりますが、今回は、バス停・乗合タクシー乗降場の設置場所とルート、また、適正な利用者負担の検討。さらには時刻表を作成するうえで、ポイントとなる事項の検討まで行いたいと思います。 後ほど詳細な説明をさせますが、検討事項の中でも、経済状況の悪化や高齢化の進行といった状況における今後の利用者負担のあり方と、再編後の時刻表を作成する上で優先するポイント等を中心に議論いただきたいと思います。 委員の皆さまには、色々な視点からご意見、ご審議を賜りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 3.議題 (1)さんさんバスの路線再編について 【会長】 さんさんバス路線再編についてお願いします。 <事務局説明> 【会長】 バス停位置、ルートについて、質問、意見はいかがですか。 【近藤委員】 ベイシアの敷地内にバス停を設置するとのことですが、どの辺りですか。 【事務局】 資料にある位置となります。 【酒井委員】 グリーンセンターバス停の場所が資料ではよくわからないので、教えてください。 【事務局】 グリーンセンターと打合せを行う中で、駐車場の中にバス停を設置することになると、バスの回転等の関係で駐車場の一部をつぶさなくてはいけません。現在でも駐車場に余裕がない状態であり、駐車場を減らすことは難しいということで、グリーンセンター内ではなく砂後川を渡った場所へ設置したいと考えています。 【会長】 三好IC周辺のルートについて、路線延長がかなりのびることになるが、このルートしか無いということですね。 【事務局】 はい。高速バスとの結節を考慮したためです。 【会長】 ベイシアに乗入れすることになるが、一般車との錯綜は大丈夫ですか。 【事務局】 現地を確認した結果、錯綜の心配はありませんでした。 【永井委員】 ベイシアのバス停ですが、店内からバスの到着等が見えるといいですがどうですか。 【副会長】 自分自身、ベイシアへ行くときに乗合タクシーを使っています。店内の乗合タクシー専用電話がある場所からバス停設置予定の場所が見えます。トラブルは起こらないのではないでしょうか。 【会長】 市外の店舗では、バスの発着アナウンスをしてくれるところもあり、利用者にも好評だと聞いています。他施設との連携も考えてみてはどうですか。 【永井委員】 施設との連携は、施設側にもメリットがあります。 【藤根委員】 さんさんの郷、山伏地区の乗降場の場所が資料ではわかりにくい。乗降場は道路端におきますか。 【事務局】 さんさんの郷は敷地内に置く予定としています。山伏地区の乗降場は山伏住宅の方たちだけではなく、付近の方にも使っていただくことを前提にしており、山伏住宅敷地内ではなく市道の歩道に置く予定としています。 【藤根委員】 山伏地区の乗降場の予定場所は通学路になっています。また、この付近は通勤時間帯にかなりスピードを出して走る車が多い。バス停の位置としては問題ないと思うが、考慮をお願いします。 【事務局】 考慮して設置します。 【会長】 三好養護学校のタクシー乗降場の場所ですが、学校の先生からの要望ですか 【事務局】 学校と打合せを行い、一般の利用者が敷地内に自由に出入りすることが難しい。また、生徒の乗降について先生の目が届く場所ということからこの場所としました。 【会長】 バス停近くの縁石に色を塗ぬるようなドライバーの注意を引く、何らかの方法を考えてみてもいいのでは。 【事務局】 研究してみます。 【会長】 バス停、ルートについてはよろしいでしょうか。 <異議なし> ご了解いただいたということで進めます。 (2)適正な利用者負担について <事務局説明> 【会長】 質問、意見ありますか。 【藤根委員】 行政側として、みよし市が市民負担をどこまで容認していくか決定していますか。 【事務局】 福祉バスとして、さんさんバスはスタートしました。スタート時、市民負担は1人1,000円までということでやってきましたが、今回の路線再編で4台から6台体制へと変わり運行経費が増大することが見込まれます。サービスレベルがあがることを含めると、現在の1.1倍の利用者で市民負担が1,400円ほどになると考えています。 【新谷委員】 今回の想定では、利用料を200円にすると市民負担1,000円に収まるが、ルート・台数等の見直しが必要になると仮定すると、現段階で200円の利用料で採算がとれたとしても、再度見直す時期がくると思います。公共交通としての、さんさんバスをどう支えていくかであったり、利用料金はどういう設定ができるのかという議論や意識の共有が出来ての見直しや、負担増があったほうがいいのではないでしょうか。 【副会長】 バス車両4台体制で行っている、知立市とみよし市と運行経費を比べると知立市がかなり安くなっています。運行経費の面で工夫はできませんか。 【会長】 知立市は市地域がせまいため、車両が4台でも運転手の人数が代わってくるのではないでしょうか。休憩時間等もとらないといけないために人件費が変わってきます。とらないとけない休憩時間も決まっています。人件費が運行経費の大部分をしめます。 【副委員長】 豊田市のように距離によって利用料金を変えている市町村もあります。 【会長】 地域の条件によって、距離で金額を設定している場所もあります。地域によって条件が異なってくるので、条件に合った料金設定を行ったほうがいいと思います。 利用者料金を、200円にするという議論は必要だと思います。しかし、今の段階で200円にするというのは時期が早く、様子を見る必要があると思います。1年から2年の間に議論を進めてくということでどうでしょうか。 【酒井委員】 バス車両が6台体制になってからの、状況を見た方がいいのではないですか。 【野々山委員】 酒井委員と同じ意見です。 【近藤委員】 料金を上げるより、利用者数を増やすことを考えたほうがいいのではないか。 【西尾委員】 利用料金を上げるタイミングではあると思います。 【小椋委員代理】 運賃特例の内容によっても変わってくると思います。 【副委員長】 定期券を考えても良いのでは。 【会長】 100円の利用料金を継続し、データを見て今後議論していくということで進めます。 (3)新規運行時刻表(ダイヤ)(案)の検討について <事務局説明> 【会長】 質問、意見ありますか。 【近藤委員】 時刻表については、問題ないと思います。 バス車両について、補助タンクを車両に設置し走行距離を伸ばすことはできないのですか。 【事務局】 補助タンクの設置は難しいです。 【委員長】 他にありませんか。 【委員長】 考え方としては、この案でよろしいですか。 <異議なし> 実際に運行できるか等、現在の運行事業者と相談して、もう少し精査してください。 【事務局】 次回の審議会につきましては、改めてご案内させていただきますが、11月15日火曜日の9時から10時30分までを予定しておりますのでよろしくお願いします。また、同日10時30分よりみよし市公共交通会議を開催させていただきますので、こちらの出席もよろしくお願いいたします。 これで第34回さんさんバス促進審議会を終了致します。 |
更新日:2025年04月08日