会議結果(第32回さんさんバス利用促進審議会)

更新日:2025年04月08日

次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。

第32回さんさんバス利用促進審議会の結果

附属機関等の名称

第32回さんさんバス利用促進審議会

開催日時

平成23年6月27日(月曜日) 午前10時00分から午前11時30分まで

開催場所

市役所西館4階402会議室

出席者

さんさんバス利用促進審議会委員: 伊豆原浩二(名古屋産業大学教授)、渡辺喜久(東海大学元助教授)、酒井康一(区長会)、永井勝義(愛知県ITS 推進協議会地域対策部会)、新谷千昌(愛知NPO市民ネットワークセンター)、近藤とし已(老人クラブ)、藤根剛(みよし商工会)、西尾和晴(愛知運輸支局)、戸田智雄(愛知県地域振興部交通対策課 代理:勝野)、大原義朗(愛知県豊田加茂建設事務所維持管理課)、伊勢村政明(愛知県豊田警察署交通課 代理:大野)みよし市:久野市長、鈴木政策推進部長、安藤政策推進部次長、藤根政策推進課長、事務局

問い合わせ先

政策推進部政策推進課

電話番号0561-32-8005

ファックス番号0561-32-2165

政策推進部政策推進課へメールを送信

審議経過

≪議事≫

1.委嘱状交付

2.市長あいさつ

【久野市長】

本日、皆様には、公私ともお忙しい所、「みよし市さんさんバス利用促進審議会」にご出席をいただき、誠にありがとうございます。

「さんさんバス」は市民の皆さんの足として利用いただいており、昨年度の年間利用者数は247,730人と多くの市民の皆様にご利用を頂きました。

しかし、過去最高のご利用を頂いた平成20年と比べまして、約15,000人の減となっております。これは、一昨年からの急激な経済状況の悪化による影響によるものであり平成21年度とほぼ同数の数字となっておりますが、依然として、多くの市民の皆様にご利用いただいている状況に変わりはありません。

乗合タクシーについては年間利用者数11,448人と過去最大の利用がありました。平成21年度に比べ約27%、2,425人の増加であります。これは、約90%を占める「豊田厚生病院」「浄水駅」「ベイシア三好店」のタクシー乗降場の好調によるものです。

このように、さんさんバスは、みよし市において、無くてはならない市民の足となっております。これらの結果は、これまでの委員各位のご協力の賜物と感謝を申し上げます。

さて、本日の議題であります、さんさんバスの再編路線及びバス停設置場所については、後ほど事務局より説明があるわけですが、より使いやすいさんさんバスとなりますよう委員の皆さまの活発なご意見をお願いいたします。

最後になりましたが、新たにご就任いただきました方を始め、委員の皆さまには、大変お世話になりますが、さんさんバスの利用促進策について、色々な視点からご意見、ご尽力を賜りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2.会長あいさつ

国も4月から、新しい事業が展開されます。愛知県下でも乗合タクシーの活用がされつつあります。そういった意味では、みよし市は先駆けと言えます。路線の見直し等含めて、市民の皆さまに愛され、ご利用いただけるしくみを考えていけたらと思います。今日は、そういった議論をしていただきたいと思いますので、ご協力お願いいたします。

3.議題

(1)さんさんバス・乗合タクシーの概要について

(2)平成22年度さんさんバスの利用状況について(報告)

(3)平成22年度乗合タクシーの利用状況について(報告)

≪事務局説明≫

【副会長】

今日、さんさんバスを利用し市役所まで来ました。子ども連れのお母さんから中年の方まで利用者の年齢層は広く、特にアイモール・イオンと病院に行くために乗る人が多いように思います。さんさんバスが生活の中に定着しているという印象を受けます。赤ちゃんを連れた人が乗ると皆がさっと、席を譲るなどマナーが良いと思います。

【永井委員】

イオンの利用状況が多いですが、アイモール・イオンとの連携は何かありますか。

【事務局】

イオン出店の時に打合せをしており、アイモール・イオンの敷地内への乗入れと、安心してバスを待ってもらうために接近情報がわかる電子バス停を設置しています。また、電子バス停にかかる場所代や電気料金も協力していただいています。

【副会長】

今日、さんさんバスには26人くらい乗っており15人ほど立っていました。定員は36人ですが、バス車内は持つところがない状況で危険でした。もう少しつかまることのできる場所を増やすなど、安全な状況にできませんか。

【事務局】

平成22年度に更新したバス車両には、握り棒を標準のものに追加して設置しました。しかし、これ以上設置する所がなく、増やすことはできない状況です。

平成20年度に更新したバスに関しては、安全確保のため今後設置が可能か検討していきます。

【西尾委員】

乗合タクシーの収入について、22年度収入が×100円になっていないのはなぜですか。

【事務局】

バスからタクシーに乗り継ぐ場合は、バスの運賃収入として計上し、タクシーからバスに乗り継ぐ場合は、タクシーの運賃収入として計上するため単純に利用者×100円とはなっていません。

【伊勢村委員代理】

バスの安全性に関して、これまでみよし市内のバスの事故については報告がありません。事故がないという安全性を強調してみてはどうですか。去年、みよし市内で高齢者同士の出会い頭の事故があり、亡くなられた方がいました。バスを利用していたら事故は防げたかもしれない。バスの安全性をうたって、バスを利用してもらえるようにしてもらいたい。

【戸田委員代理】

愛知県でも車と電車やバス、自転車や徒歩を使い分けるライフスタイルを進めるエコモビを行っており、イオン等でのPRも行っています。イオン駐車場で時刻表を渡すなどPRの場として使ったらどうですか。

【副会長】

ベイシアから乗合タクシーを使う際、時刻表に書いてあるフリーダイヤルに携帯電話から繋がりませんでした。ベイシアの専用電話がなくなっており、愛知つばめ交通に電話をかける手段がなく困りました。

【事務局】

ベイシアの中に乗合タクシーの乗降場を設置した際に、愛知つばめ交通への専用電話を設置させてもらっています。周囲にポスター等を貼ることにより、見えにくくなった可能性もあるので、確認します。乗合タクシーの利用は基本的にバス車内で運転手に乗合タクシーの利用を伝えるか、自宅から電話をすることを前提としています。しかし、乗合タクシーのみの利用も可能ですので、乗降場周辺の公衆電話の状況や携帯からフリーダイヤルにかける場合に、繋がらない場合があるかどうかを調査します。

(4)さんさんバス路線再編について

≪事務局説明≫

【副会長】

私は三好丘7丁目バス停を利用していますが、三好丘駅から三好丘3丁目までの区間はあまり人が乗っていません。バス停は三好丘小学校、三好丘7丁目の利用が多いのではないですか。B区間のショートカット路線をつくると、利用の多い区間の本数が減ることになります。もう少しこの部分に関して深く調査してもらいたい。

【新谷委員】

何故そこにバス停を置くのか等、わかりやすく示してもらいたい。知らない場所については、判断することができません。また、三好丘・黒笹周辺のルートの説明でバス停間の利用に配慮するとあるが、どういうことですか。

【事務局】

A区間(黒笹区間)のみ、又はB区間(三好丘区間)のみの利用でなく、相互間の利用、A区間又はB区間からそれ以外の区間を乗降車されている方の利用状況を検討し、現在の利用に配慮するという意味です。生活路線をA区間のショートカット部分にすることに関しては現状の利用状況をみても問題はないと思います。

しかしB区間について、ショートカット部分を生活路線にすると三好丘・黒笹区間のみで4分の運行時間の差がでることになり、利用者の混乱を招くのでは、と考えます。事務局としては、運行時間の差の少なくするため、B区間は交流路線をショートカット路線とできればと、提案させていただきました。

【会長】

来年度からはバスを2台増やして運行するので、今の1時間15分に1本ということはなくなります。1時間に1本、重複するところでは、30分ほどで1本になる場所も出てくるのではないでしょうか。現在、ベイシアやイオンへの利用が多い中で、三好丘地区の中だけでなく、三好丘駅より北側の方についても、そういった南北の利用が出来るようなサービスを増やしていくのはどうかとの提案を事務局はされているのだと思います。B区間のショートカット部分は家が増えてきたとのことですが、状況はどうなっていますか。

【事務局】

当初B区間のさんさんバスの現路線は、名鉄バスの循環バスが廃止された時に、公団の開発した部分に住んでいる方に替わりに使ってもらうということで設定しました。現在、駅北側の部分にも家が増え、中学校等もできました。三好丘駅北側の方の駅への利用だけでなく、アイモール・イオンなど中南部方面へ向かうためのサービスも必要と考えており、これを前提に提案させていただいています。

【副会長】

B区間のショートカット路線の両側に家があるが、この辺りには自転車と歩行者専用の歩道があり、南側の現状路線のバス停に歩いていくことが出来るので不要ではないかと思います。

【会長】

今回の審議会では、三好丘・黒笹間のみではなく、他のバス停、ルートについても決めていきたい。他のバス停についても、問題があれば、お願いします。

【近藤委員】

あざぶの丘を乗合タクシーで接続させるとのことだが、道路も開通したのでバスで対応することは検討しないか。

【事務局】

道路は開通したが、あざぶの丘の周辺に住宅が少なく、周辺でのバス利用が見込めないので乗合タクシーでの対応でお願いしたい。

【酒井委員】

グリーンセンターに乗入れはしないか。

【事務局】

グリーンセンターへの乗入れは、施設との調整が必要になりますので、確認します。また、グリーンセンター内に乗入れをすることになれば、平池のタクシー乗降場を廃止することになります。平池地区に関して事務局としては、グリーンセンターへの1路線の乗入れに比べ、乗合タクシーによってアイモール・イオンからバス2路線を利用できる事が、平池区民の皆さまには利用しやすいと考えており、乗合タクシーでの対応でお願いしたいと思います。

【戸田委員代理】

市役所周辺の名鉄バスとの連結についてですが、名鉄バスと競合してはいけません。利用者が増えるように、名鉄バスとの利用者状況の分析はしていますか。名鉄バスに影響はありませんか。

【事務局】

提案させていただいたバス停に関して、名鉄バスと競合する部分はないと考えています。

名鉄バスの利用状況と名鉄バスとの連結した場合の分析はしていません。

【会長】

その他の質問はありませんか。

事務局は今回のB区間にバス停を置くことで、利便区域がどうかわるのか調べてください。

(5)その他

【事務局】

(名鉄バス 星ヶ丘・豊田線の新設について)

【会長】

 これで第32回さんさんバス促進審議会を終了致します。

この記事に関するお問い合わせ先

経営企画部 企画政策課
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