雨水出水浸水想定区域図について

更新日:2025年04月01日

雨水出水浸水想定区域とは

 

雨水出水浸水想定区域は、水防法第14条の2第2項の規定に基づき、想定最大規模降雨(1000年に1回程度の確率で発生する規模の降雨)に対する雨水出水による浸水想定区域を示したものです。浸水した場合に想定される浸水深や想定される浸水継続時間を示した図を雨水出水浸水想定区域図として公表します。

雨水出水(内水氾濫)とは

雨の量が下水道などの排水施設の能力を超えるときや、河川の水位が高くなったとき、雨水を排除できなくなり浸水することをいいます。

内水氾濫

区域指定の目的

雨水出水浸水想定区域図を公表・周知することで、雨水出水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、浸水被害の軽減を図ることを目的としています。令和3(2021)年の水防法改正に伴い、下水道による浸水対策を実施する全ての地方公共団体において雨水出水浸水想定区域の指定が必要となりました。

指定年月日・指定対象区域

雨水出水浸水想定区域の指定は令和7(2025)年4月1日となります。また、指定対象区域はみよし市全域となります。

雨水出水浸水想定区域図

みよし市の雨水出水浸水想定区域図は次のとおりです。

雨水出水浸水想定区域図の指定の区域は、図中の赤枠で囲まれた区域になります。また、雨水出水浸水想定区域図で示す浸水域は、「想定される浸水深を示す図面」では浸水深2cm以上の浸水域を、「想定される浸水継続時間を示す図面」では浸水深50cm以上の浸水域を示しています。

閲覧場所

雨水出水浸水想定区域図は上記資料でご確認いただけるほか、以下の場所で閲覧することができます。

都市建設部下水道課窓口 市役所4階(〒470-0295 愛知県みよし市三好町小坂50番地)

雨水出水浸水想定区域に指定されるとどうなるか

雨水出水浸水想定区域に指定されると、市は雨水出水に関してのハザードマップを作成し配布するなどの措置を講ずる必要があります。みよし市では、雨水出水浸水想定区域を反映した内水ハザードマップを作成し防災安全課のホームページで公表しております。

また、雨水出水浸水想定区域に基づき作成された内水ハザードマップについては、「水防法に基づくハザードマップ」として取り扱うこととなります。不動産取引時に宅地建物取引業者が重要事項説明の対象項目として、水防法に基づくハザードマップにおける取引対象物件の所在地について説明を行うことが義務化されているため、みよし市の内水ハザードマップにおいても水防法に基づくハザードマップとして説明が必要となります。

その他

雨水出水浸水想定区域図における浸水想定区域は、想定最大規模降雨が降った場合のシミュレーション結果であり、想定を超える降雨が観測された場合や外水氾濫(河川の氾濫等)が発生した場合は考慮されていません。そのため、浸水想定区域に指定されていない区域においても浸水が発生する場合や、想定される浸水深が実際とは異なる場合があります。

また、雨水出水浸水想定区域図では、準用河川及び下水道施設に流入しない普通河川や開水路等からの溢水は対象外としています。

この記事に関するお問い合わせ先

都市建設部 下水道課
電話:0561-32-8022
ファックス:0561-34-4429

都市建設部 下水道課へのお問い合わせ

メール:gesuido@city.aichi-miyoshi.lg.jp