みよし市ホームページ > 施設案内 > 歴史民俗資料館 > 第3回「みよし灰釉陶器コンテスト」を開催します
最終更新日:2024年1月31日
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2024年1月28日、サンライブで第3回灰釉陶器コンテスト表彰式と記念講演会が開催されました。このコンテストは、市民団体「みよし猿投古窯研究会」の皆さんが、みよしが誇る焼き物づくりを子どもたちに体験してもらいたいとボランティアで小学校などに出向き、その体験授業で制作された作品などを中心に138点が出品され、市民などの投票により9つの賞が決定されました。表彰式では、会長の牧内則雄(まきうち・のりお)さんが会長賞を受賞した小学校5年の手島心(てしま・こころ)さんに賞状と記念品を贈呈しました。表彰式の終了後には、愛知県陶磁美術館学芸員の大西遼(おおにし・りょう)さんによる記念講演会が開催されました。「貴族をも魅了した猿投窯の陶器 ~黒笹90号窯の時代を中心に~」と題した講演会におよそ60人が参加し、みよしが平安時代に最も栄えた猿投窯の中心的な一大生産地であったことや、当時の都ではみよし産の陶器がとても貴重なものであったことなど、当時のみよしの技術がいかに優れていたかについて解説されると、参加者たちは驚きの声を上げるなど真剣な表情で聞き入っていました。講演会の中盤には、実際に灰釉陶器(かいゆうとうき)や緑釉陶器(りょくゆうとうき)、須恵器(すえき)に触れながら大西さんとお話しする機会も設けられ、参加者は焼き物について質問するなど楽しい時間を過ごしました。
みよし市はかつて、日本三大古窯の一つにも挙げられる「猿投窯(さなげよう)」の中心的な生産地であったことが分かっています。
多くの皆さんに地域の歴史を知ってもらい、みよし市に誇りをもって受継いでいきたいと、市内で活動している市民団体「みよし猿投古窯研究会」が中心となって開催した灰釉陶器(焼き物)づくり体験などの参加者が制作した作品を、サンライブのギャラリーに展示し、優秀作品を表彰します。
また、平安時代に最も栄えたといわれる猿投窯に関する記念講演会も開催します。
~お子さんたちが体験授業で制作した作品など、138点を展示しています~
小学生など市民の皆さんが灰釉を使って制作した陶器を観て、お気に入りの作品を選んで投票してください。
令和6(2024)年1月20日(土曜日)から1月28日(日曜日)まで(1月22日(月曜日)は休館日)
午前9時から午後5時まで(1月28日は午後1時まで)
図書館学習交流プラザ「サンライブ」1階ギャラリー
コンテストにより選ばれた優秀作品の制作者を表彰します。
令和6(2024)年1月28日(日曜日)
午後1時から
図書館学習交流プラザ「サンライブ」1階ギャラリー
かつて、みよしでは天皇が使ったり、宗教的な行事でのお供えや飲食で使ったりするような立派な器(焼き物)が作られていた、国内トップクラスの大窯業地帯でした。その時代に関する猿投窯の素晴らしさや魅力などについて講演していただきます。
愛知県陶磁美術館学芸員の大西遼(おおにし・りょう)さん
貴族をも魅了した猿投窯の陶器 ~黒笹90号窯の時代を中心に~
令和6(2024)年1月28日(日曜日)
午後2時30分から
図書館学習交流プラザ「サンライブ」2階軽運動室
先着で70人
無料
令和3(2021)年度開催【広報みよし取材】
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