認知症とは

更新日:2025年11月26日

認知症とは、脳の病気などいろいろな原因で脳の働きが悪くなったために、認知機能(情報を分析したり、記憶したり、思い出したりする機能)が低下し、普段の生活に支障をきたす状態です。症状の出方は人によって様々です。

認知症は誰でもなる可能性があります。加齢とともにその可能性は高まり、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推測されています。

認知症も生活習慣病と同じように早期発見・早期対応が大切です。下記の認知症チェックリストをまずは行ってみましょう。

ご自分やご家族に認知症の心配があるかたは、かかりつけの医師へ受診されるかまたは、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターへご相談ください。

認知症チェックリスト

ご自身または大切な人のために年に一度認知症チェックリストで確認してみましょう。

~3つ以上当てはまった人は、まずは相談を~

認知症チェックリスト
1 同じことを言ったり聞いたりすることがある。
2 物の名前が出てこないことがある。
3 置き忘れやしまい忘れをすることがある。
4 以前はあった関心や興味がわかないことがある。
5 日課をしないことがある。
6 時間や場所の感覚が不確かなときがある。
7 慣れた所で道に迷うことがある。
8 財布などを盗まれたと言うことがある。
9 ささいなことで怒ってしまうことがある。
10 蛇口・ガス栓の締め忘れ、火の用心ができないことがある。
11 複雑なテレビドラマが理解できないことがある。
12 夜中に急に起きだして騒ぐことがある。

※この認知症チェック項目は、あくまでも目安です。認知症の診断をするものではありません。